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鳥のように高いところからの俯瞰はできませんが、ITのことをちょっと違った視線から

正午は午後0時か午前12時か

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 日々、たくさんの記者発表会案内のメールを受け取る。ここ最近、IT系の記者発表会は午前なら11時から、午後なら13時か14時から始まるものが増えた。

 ところで、時々記者発表の開催時間が「午前11時から午後12時」という表記のメールを受け取ることがある。これ、当然ながら午前中の11時からお昼12時の1時間の発表会だ。人間がメールを見てそれを間違えることはないだろう。

 ところがMac OSのメールアプリで、該当する表記のところをクリックしてカレンダーに取り込もうとすると、コンピュータは正直なので午前の11時から夜中の12時までスケジュールを確保してくれる。せっかく2クリックでスケジュールを入れられるのに、修正するのがちょっと面倒だったり。

 「午前11時」と書くならお昼の12時は「午後0時」となるのだろう。あるいは「午前12時」か。午前午後の表現の際には、そもそも12時という表記は存在するのだろうか。11時59分の次が12時になるのは24時間表記のときだけなのかななんて思ったり。で、ちょっと検索してみたら国立天文台にこんなページがあった。

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 「午前・午後」の呼び方の定義は、明治5年11月9日に出された「太政官達 第337号」に遡るそうだ。で、ここには正午を「午前12時」というのはあるが、「午後0時」という定義はないそうだ。

 とにもかくにも、日時の誤解を与えないためには、24時間表記で曜日もきっちり添えて書くのがいいのだろう。表記とは関係ないけれど、できれば午後の発表会は13時開始というのは辞めて欲しい。お昼の12時まで発表会に出ていて、続けて午後もと言う際には、移動でおよそ1時間弱はかかると見ている。そうなると13時ではお昼を食べる暇がないのだ。せめて13時半だと30分の余裕ができお昼にありつける。広報の方々には是非、午後の発表会の開始は13時半か14時からにしてもらえると。

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