全然知らない心理学を学んでみることにした
今日から学生になった。大学で心理学を学ぶことに。これもリスキリングの1つか。
受験をしたわけではなく、試験など無しで通信制の大学3年次に編入した。2年間で所定の単位を取得して、卒業を目指すことになる。大学に行くことにしたのは、新たに学位が欲しいわけではなく、素直に勉強がしたいと思ったから。昨年、姉を亡くしたり、自分自身もそこそこ深刻な病気をしたりで人生観というか、この先の生き方を考え直すことになった。残り少ない人生かも知れないので、やろうと思ったことをやることにした。
心理学を選んだのは、これまで自分が全く学んだことがない領域であり、なんとなく興味があったから。臨床心理とかではなく、社会心理とか行動心理を学ぶ予定。これまで、ものを書く仕事でインタビューを行い、人の話を訊く機会は多かった。とはいえ、相手のことを訊くと言うより、こちらにあらかじめストーリーがあり、それを構成するためのコメントを引き出すような話の聞き方をしてきた。そのため相手が本当に何を考えていて、その結果どうしたいのかみたいなところを聴こうとはしていなかった。相手の話をきちんと聴く、そのためには心理学はいいのかなと思っている。もう1つ世の中の全ての事柄が、結局は人の心によって動いているだろうというところもあり、そういったことに関連する学問をきちんと体系立てて学んでみたいとも思った。
入学の手続きを終え、テキストなどが送られてきて学習の仕方を確認した。そして今日から本格的に学習をスタートする。テキストベースで勉強して、レポートを出し、試験を受けて単位を取得する。当然ながら、単位取得のためには、それなりの数のテキストを読み込むことになる。このテキストが、紙の書籍なのがちょっと辛い。ここのところ電子書籍に慣れてしまったからだ。それと、レポートの一部は手書きというのも手間取りそうだ。そして今時の通信なので、Zoomでのスクーリングなどもある。これが朝の9時半から18時くらいまでと、結構長丁場で過酷だったりもする。もちろん2年間での卒業を目指すけれど、目的は卒業ではなくきちんと学んで知識を身に付けること。仕事をしながらなので、まあ無理のない範囲で頑張ってみるつもりだ。