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鳥のように高いところからの俯瞰はできませんが、ITのことをちょっと違った視線から

AIによる資産運用がここ最近順調に推移

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 AIによるおかませ資産運用というのを、ここ2年ほど試しに使ってみている。

 THEOというサービスで、毎月1万円を積み立てて、運用はAIにおまかせというもの。既に2年ちょっと経過して、26万円積み立てた。

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 それが現在は、277,830円となっており、プラスの17,830円に。けっこう優秀な運用実績になっている。とはいえ、当初はマイナスが続き、だまされたかと思った時期もあった。ここ半年ほどをみると、2019年9月にマイナス4800円ほどになったこともあったが、その後はずっとプラスのまま推移している。

 とはいえ、このあとは新型コロナウィルスの影響などもあり、世界の経済状況はかなり厳しい情況に陥りそうだ。そこをAIがどう乗り越えてくれるのかは、生暖かく見守ろうと思っている。どこかが損をすれば、どこかが儲かるのが今の世の中なので、それをうまくAIがつかんでくれればいいのだけれど。一方でAIがどこまでコロナウィルスのようなイレギュラーな要因を加味できるのかは、ちょっと興味深い。

 先日ここ最近のAIについて、人前でしゃべる機会があった。さまざまな取材をしている中では、AIが素晴らしい未来を創るというようには捉えられない。とはいえ、少しずつ課題がAIで解消される事例は増えているのも事実。

 これからは人工知能から拡張知能で、人間中心のAIになること。その上でAIの倫理にどう取り組むのかというあたりにもっと注目が集まるだろう。うまく行き始めたからこそ、規制や法律があとから付いてきているのが現状、それを乗り越えてAIを使いこなす人材が今後は求められることになるのだろう。

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