今こそオンラインの世界でビジネスの価値を最大化する工夫を
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エンタープライズITの領域は、幸いにしてオンラインでビジネス活動ができる。不便なことももちろんたくさんあるけれど、このピンチをいかにしてチャンスに変えられるかを考える必要ある。
エンタープライズITの領域でも、3月の終わり頃から一気にリアルな記者説明会がなくなった。自分が最後に参加したのは3月18日のVeritasの説明会が最後だ。その後は、オンラインでの記者説明会がいくつか開催されているが、決して以前のように週に6回、7回とたくさん開催されてはいない。まだオンライン説明会に慣れておらず上手いやり方が良く分からないとか、周りがどういった情況なのか様子見というのもあるだろう。
そんな中、緊急事態宣言が出てしまった。けれども、オンラインでの発表会については躊躇せずやって欲しいなぁと言うのが、エンタープライズIT分野の記事を書いてる立場の個人的な印象だ。実施する際には、大河原さんの記事などを参考にして欲しい。
オンラインで記者説明会を行った上で、企業の広報担当者には、内容によって記者への個別の声がけをして欲しい。言い訳になってしまうかもしれないが、漠然と「オンラインで説明会します」と連絡が来ても、なんとなくリアル説明会のようにはモチベーションが上がらない。個別に発表内容の想いを伝えてもらえれば、フリーランスの立場としては「じゃあここのメディアに持ち込んでみるか」のきっかけにもなる。
幸いにしてエンプラITの領域は、オンラインでもビジネスが進められる世界だ。ここで萎縮していても仕方がない。むしろオンラインでどこまでビジネスができるかに、積極的に挑戦する時だろう。
もちろんエンタープライズITベンダーの先にいる顧客は、今、極めて厳しい情況にあるかもしれない。そこは十分に理解した上で、オンラインで活動できる我々は、この制限された世界で、最大限のパフォーマンスを発揮できるよう工夫をすべきだ。それこそが、まさに企業が取り組むべき、次世代のデジタル変革でもある。
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