電気を使うからコストが高いどころかかなり安いという話し
基本的にハンカチは持っているので、外出先のトイレで手を洗った際にはそれを使うようにしている。けれども、ドライヤーみたいなのや風で水滴を吹き飛ばすやつもときどきは利用している。
最近はあまり見かけなくなったけれど、ビルなどのトイレにあるものでは布のタオルを引っ張って拭くやつとか、あとはもちろんペーパータオルもまだまだ多い。新しいビルで増えているのが、温風で乾かすのではなく、この強い風で吹き飛ばすジェット式のような気がしていた。ビルがお金持ちだから、こういうのが付けられるのだろうなぁと思っていたのだけれど、どうやらそういうわけではないようだ。
Excite Bitの「トイレでハンカチ使いますか?」という記事によると、この風で吹き飛ばすタイプは、かなりコストが安いようなのだ。記事によると、
手を1回乾かすために必要なランニングコストの比較では、布ロールタオル約3円、ペーパータオル約2円、温風式ハンドドライヤー約0.2円、ジェットタオル約0.03円となるのである。
とのこと。つまり、ペーパータオル1回で60回以上もジェット式なら手を乾かせる計算になる。これなら、多少機器のコストが高くても、これを設置したほうが長い目で見ればコスト削減になりそうだ。電気を多く使いそうなドライヤー方式でさえも、10倍もコストは安いわけだし。
電気を使っているとコストが高いのではと思っていたけれど、技術の進歩はさらに先を行っているようだ。ちなみに、二酸化炭素排出量的にはどうなのだろうとふと考えた。一概には言えないけれど、ペーパータオルをきちんとリサイクルできていればかなり排出量は少ないかもしれない。とはいえ、そうでなければ電気消費量の少ないジェット式に軍配が上がるのではないだろうか。
まあ、どちらにしても自分のハンカチがあれば、電気も使わないし地球には優しいはず。外出時には、ハンカチを忘れないようにしないとだな。