オルタナティブ・ブログ > むささびの視線 >

鳥のように高いところからの俯瞰はできませんが、ITのことをちょっと違った視線から

LED電球のその後

»

 先日、LED電球に替えた話をここでも書いた。その後、ちょっとしたトラブルが。

 普段仕事をしている部屋のもの(3灯)と、玄関(2灯)、居間(3灯)の合計8つの電球を白熱球からLED電球に交換した。すべてが調光機能のあるソケットだ。居間のものと玄関はなんら問題はないのだが、仕事部屋用のものに問題が。電球がちらつくのだ。調光を調整してみたりしても直らない。

 ということで、シャープのWebページの問い合わせから質問してみた。この部屋は無線LANが2系統、それにPCもあるし、NASも常時稼働しているので、そういったものがなんらか干渉しているのかなぁとも思ったのだ。で、そのとおりに質問のメールを書いて送ったら、さっそく翌日に携帯電話に連絡があった。

 どうやら消費電力が少ない分、白熱電球よりは安定しないこともあるようだ。電球の場所を入れ替えてみる、調光を100%にしてから点灯する、電球とソケットの接点を磨いてみるなどのアドバイスをもらった。で、結果を教えてくださいねということに。

 そんなわけでいろいろと試してみようと思った。しかし、最初は部屋の3灯の電球のうち1つだけがちらつくと思っていたけれど、よく確認すると3つすべてがちらついている。玄関のものと替えてみようかとも考えたが、そうなると電球の問題というよりはこの部屋の問題だろうと予測できる。

 接点でも磨いてみようかなんて考えていたのだけれど、その後観察しているとちらつかないときもあることが分かった。どうもちらつくときと、ちらつかないときがあるようだ。どういう条件の時にちらつくのかを探らないと、解決には結びつきさそうにない。ちなみに、これを書いているいまは、まったくちらついていない。

 こんな状況ではあるけれど、LED電球そのものには満足している。さらに、今回の素早いシャープの対応にも満足。もう20年くらい前になるけれど、シャープの研究職の方に、シャープって会社はお客様からの意見ハガキなどが、関連する研究者のもとにもやってくるのだとのこと。そのあたりをきっちりやっているから、ユニークで面白い製品が登場するのかなと思ったことがある。

 LED電球は。まだ本格的に市場に出て間もない。メーカーが想定しない環境で使われるといったことがこれから行われ、そのフィードバックがまた製品に反映されることになるのだろう。まだそういうポジションにある製品だから対応が早かったのかもしれないし、シャープという会社がもともとそういう会社なのかもしれない。せっかく購入したLED電球、もうちょっと様子見てから経過をシャープに連絡し、それが製品の改良や彼らのノウハウにつながればいいなぁと思っている。

Comment(2)