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我が家にLED電球を導入してみた

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 エコ、エコと言っている割には、我が家の電気消費量は決して少なくない。

 家計的にも負担が大きいので、なんとか省エネできないかとあれこれ考えてはいる。かつては24時間365日稼働させていた家庭内サーバー2台も止めて、いまではAppleのTimeCapsuleが稼働しているのみになった。これを行ったタイミングと冷蔵庫の買い換えで、かなり電気代が下がったことには驚かされた。

 我が家でもう1つ電気消費量を上げている原因が照明だった。ほぼすべての照明が白熱電球なのだ。蛍光灯の電球タイプに変更できればいいのだが、ほとんどが調光機能付きなために諦めざるえなかった。というのも、調光機能対応の蛍光灯タイプもあるにはあるが、使えるというだけで調光はできなかったのだ。

 手頃なLED電球で調光対応のものがでないかと待ち望んでいた。年末に入ってやっと、手の出る価格に落ち着いてきたので購入してみた。購入したのはSHARPの 調光器対応の60W相当の明るさというもの 。さっそく取り替えてみると、電球の真下は思っていた以上に明るい。スイッチオンですぐ明るくなり、蛍光灯のようなチラツキもないのはかなりいい感じだ。ただ、電球は半球状態。後ろ側には光が回らない。そのため、天井に取り付けると、電球の下側は明るいけれど、元側の天井は暗いという状況に。これだと手元の光量は十分に確保できるが、天井が暗くて部屋全体が暗いと感じるのだった。天井に向けてもう1つLED電球を付けるかとも考えたけれど、それだとちょっとエコじゃないしなぁ。

 今後、より球状で後ろ側にも光が回る電球が出てくるかもしれない。すでに調光でなければそういった形状なものも出てきてはいるようだ。調光のための仕組みを電球の中に仕込まないとならないので、調光型はまだ難しいようだ。さらなる技術の進歩に期待したい。

 いまのところ、数ある白熱電球の3分の1ほどしかLEDに交換出来ていない。安くなったとはいえ、それだけでも数万円の出費だったので、さすがに一気に交換できなかったのだ。さらに、交換して余ってしまった白熱電球はどうすればいいのだろうかと悩んでいる。まだ切れたわけではないので、捨ててしまうのももったいないし。

 LED電球の省エネ効果は1ヶ月ほど利用したあとの1月か、2月の電気代に反映されるはず。どれくらい削減できるかなぁ。その削減量によっては、残りの電球も一気にLEDに交換しようかなぁと。

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