オルタナティブ・ブログ > むささびの視線 >

鳥のように高いところからの俯瞰はできませんが、ITのことをちょっと違った視線から

ブログを書くという勉強法

»

 私事だけれど、先日受験した「環境社会検定試験」、通称「eco検定」の合格証が届いた。

 ここ最近、試験というものを受ける機会は、そうそうはなかった。この前受けたのは、15年以上も前に無線の免許を取ったときだったろうか。eco検定は環境問題に関する幅広い知識を問う試験であり、その内容は1970年代くらいからの公害問題、環境行政の変遷や国際的な動きも追いかけなければならないし、各種環境関連の法律のことやエネルギーのこと、リサイクルのことなど広範な知識が問われる。

 とはいえ、マークシート方式なので、それなりに勉強すればそれほど難しい試験ではないだろう。ただ、この「それなりに勉強する」というのがなかなか難しい。7月の試験に向け、今年の春頃からなるべく勉強する時間を確保しようとしたのだが、それができない。なんとかテキストに一通り目を通すことくらいはやりたいと思ったが、それすらままならない状態が続いていた。

 そこで思いついたのが、ブログに試験に関連するようなネタでエントリーを書くという方法。これならば、ブログを書きながら調べ物をしたりもするので、いつのまにか知識が身につくのではないかと考えた。それほどたくさんのエントリーを書けたわけではないが、実践してみてある特定分野に絞ってブログを書くというのは、じつは知識を身につける方法としてはかなりいいものかもしれないと思った。ちょうど、温室効果ガス削減に関する記事の執筆依頼なんかもあり、それも利用させてもらったりもしたけれど。

 そんなこんなで、あまりまとまった勉強はできなかったが、試験に合格することができた。最後のほうは、かなり一夜漬け状態にもなったが、結果は100点満点で89点。もうちょっと行けば、自慢もできたかな。ちなみに、70点以上とれば合格で、今回の合格率は65.2%といった感じ。次回の試験は12月20日。申し込みは10月6日から始まる。

 これを機に、今後は環境に関する仕事の割合を少し増やして行けたらなぁと思っている。今後のスキルアップとしては、eco検定試験合格者を対象としたエコリーダーなる研修の仕組みもあるようだ。この辺りも検討して、今後はさらに、環境問題でもこのあたりが自分の得意分野だと言えるようになりたいと考えている。

Comment(0)