OSを入れ替える理由は何ですか?
Windows 7の出だしは好調のようだ。
先週末の先行予約の半額キャンペーンは、あっというまに予定数達成だとか。
Windows 7の日本の価格は、現状の為替からするとなんだか米国よりちょっと割高だなぁと感じるけれど、さすがに半額ならそれなりにお手頃感はあったのだろう。さて、この出だしの勢いが、実際の販売開始まで持続するのだろうか。
ところで、先週からいくつかのPCのOS環境の移行作業をしている。1つは、ここでも何度も取り上げてきた古いThinkPad X40 SSD改だ。Windows 7 βからRCに変えたら無線LANがなんだか不安定になったので、先日ubuntuにOSを入れ替えていたのだけれど、結局再びWindows 7 RCに戻すことにしたのだ。
もう1台が、これまたここに何度か登場しているVaio type Pだ。こちらは、もともとのVistaからWindows 7 RCをアップグレードでインストールし、それであまり軽快さが得られなかったのでWindws 7 RCのクリーンインストールを行っていた。これで快適だったのだけれど、今回再び工場出荷状態のVistaに戻すことにした。
これらの移行の理由は、じつは些細なこととも言える。でも自分の用途としてはそれがOS入れ替えの重要な要素だった。X40のほうは、いまこれを書いているXfy Blog Editorがまともに動かなかったから。インストールもできて、機能としては正常に動くのだけれどとにかくレスポンスが悪い。最初は我慢して利用しようかと思ったのだけど、耐えられなかった。X40は、リビングでのWebやメールの確認、そしてブログ書きに利用していたので、これは致命傷。Linuxで動く別のブログエディターをいくつか試してみたけど、気に入るものが見つからない。で、結局OSを入れ替えることにしたのだ。さすがに非力なマシンなので、仮想化使ってWindows動かすわけにもいかなかったし。
type Pのほうも似たような理由だ。UQ WiMAXの接続用のソフトがうまくインストールできないので使えなかったのだ。モバイル用途のtype Pでこれはつらい。Vista互換動かしてみたりとしばらく格闘したのだけれど、自分ではうまくいかなかった。何か方法があるのかもしれないのだが。Windws 7化は、正式版が発売されSONYからドライバー類が正式にサポートされてからにすること。
こんな具合に、どちらの場合も移行したのはOSのこの機能が使いたいとかそういう理由ではなく、あるソフトウェアがまともに動かなかったからということ。新しいOSが出たらすぐにでも使ってみたいという感覚がないわけではないのだけれど、PCで使いたいのはOSではなくアプリケーションなわけで、それらいくつかが快適に動いてくれればそれでいいというのが現実だったわけだ。
さて、10月までに自分の環境ではWindows 7でなきゃダメじゃん、てなアプリケーションが何か出てくるかな。