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鳥のように高いところからの俯瞰はできませんが、ITのことをちょっと違った視線から

3年では辞めないで欲しい

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 誠の記事によると、今年の新入社員は意外に会社人間だとのこと。調査結果によると、入社が決まっている会社でずっと働きたいと考えている人が52.7%で、2005年の同様な調査と比べ18.1ポイントも増えているとか。

 どんな人との飲み会を優先させるかという調査でも、2007年と比べ会社関係を優先させる人は7.1ポイント増の63.7%もいるとか。最近の若者はそもそもアルコールを(あまり)飲まない人も多いにで、これはちょっと意外かも。

 以前、ビール会社の取材をした際、最近は若者のビール離れの傾向があり、多品種化で対応せざる得ないと言っていた。アルコールも飲まずに会社関係の飲み会を優先させているということは、けっこう上司の酔っぱらいの話しに合わせたりとか「つまらない飲み会」に参加しているんじゃないかなと想像してしまう。そんなことを考えてしまうので、最近は自社で飲み会を開くのが本当にいいことなのか悩むことすらある。

 とはいえ、会社経営の立場からは、新人が会社人間であるのは歓迎だ。自分が転職を何度かした結果として今の立場にあるので、転職するなとは言えない。が、できることなら「最低でも3年間は同じ職場に勤めなよ」とは言いたい。

 これはなんとなく自分のなかに根付いている尺度でもある。せめて3年くらいやらないと、「その仕事をやった」とは語れないのではないかというのがあるからだ。3年という数字になにか根拠があるのかと聞かれると困るが、まあ最初の一年は様子見で、二年目で自分なりの仕事のやり方を工夫する、そして三年目ではじめてそれが身につくといったところではと思っている。

 この調査の結果は、空前の売り手市場とは言われているものの、景気の先行きは不透明じゃないかというのを、いまの若い世代はかなり冷静に見つめている結果が現れているのかもしれない。日々の数字に追われている経営者よりも、ずっと先見の明があるのは、これからの若い世代なのだろう。

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