やっぱり今年もe-Taxで苦労した
e-Taxで申告するのは、今年で3回目。3回やってもなかなか慣れることはできない。まあ、1年に一度のことなので、毎回なにをするのか思い出しながらの作業となり、これは仕方がないのかもしれないが。
今年嵌った原因は、大きくは2つ。1つは、昨年までのWindows XPのマシンで使っていたe-Taxのソフトを、今回はVistaに改めて導入するところで嵌った。ソフトのインストールができないということはなかったのだけれど、なぜか住基カードを使って電子署名を登録しようとしてもうまくいかない。で、しょうがないので別途電子証明用のソフトを入れ確認しようとすると、JREが足りないとか言われそれをインストール。なんだかんだ作業をして、これでOKかと思われるところまでやっとたどり着く。
ところが、いざ住基カードの中の電子認証を確認しようとするとエラーが出る。カードの読み取りテストは通るのだが確認できない。エラーも「R/Wのタイプが不明です。」というもので、ちょっと理解不能。しょうがないのでGoogleを駆使して、対応策を見つける(たんに、先にカードリーダーのタイプを別途設定をしてからやるだけ)。
さあ、これで申告ができると思ったのだが、ここに2つ目の落とし穴が。住基カードに格納されていた電子認証の期限が今年の1月で切れていたのだ。電子認証の期限は3年だとか。最初の年には1月に早々にカードを取得していたので、今年のように申告期限近くまで引っ張ってしまったら、すでに3年が経過してしまったのだ。急遽区役所まで出向いて、電子認証の更新をする。役所が混んでいて、これにも1時間近く時間がかかった。
ということで、ばたばたと対応して、さきほどやっと申告を終えた。e-Taxのソフト自体は年々使いやすくはなっているのはたしか。それでもすべて直感的に迷いなく使えるかというと、そんなレベルには達していない。それに、一年も経てばPCも変わるかもしれないし、そのたびにセットアップにけっこう手間と時間かかるのは、何とも人を寄せ付けない。これはまあ、ソフトの問題だけではないけれど。しかしまあ、また来年も苦労するのかなぁ。
とはいえ、e-Taxそのものは、うまくいけば便利だとは思う。ただ、なんというかユーザー目線がかけているというか。普及を目指すならば、いっそのこと既存のものを捨ててしまうくらいの覚悟で、素人ユーザー目線で大きな発想の転換をする必要があるのではないだろうか。