Green IT減税とかあっても
今日は時間に余裕というか、どちらかというと気持ちに余裕ができたので、久々に記者発表会を2件はしごしてきた。1件目はOracleの発表会。今日のは、いつものに比べるとちょっと地味目の内容だった。
詳しい内容は、ITmediaの記事など参照してもらうこととして、簡単に言えば新たにOracle Database 10g R2のStandard Edition、Standard Edition Oneが「情報基盤強化税制」の対象となるISO/IEC15408認証を取得したので、減税の対象になりますということ。中堅企業でこのあたりを導入して新たにシステム入れているならば、税金が少し安くなる可能性ありということ。
この税制、いまのところ来月末までが対象。ぎりぎり今年度内になにか購入しているという方は、自分のシステムが減税対象になるかもしれないので確認されたほうがいいかもしれない。
ちなみに、認証取得には時間がかかるので、今回新たに取得したのは10g。11gは当然取りにいくけど、まだいつ取得できるかは分からない。ということで、最新の11gではなく10gのシステムだということにご注意を。買って保守に入ってすぐバージョンアップした場合には減税の対象なのかよく分からないので、その際はよくよく問合せのこと。
この税制ですが、Oracleの三澤氏の見解では来年度以降も継続される可能性ありではとのこと。システム更新する予定のところは、4月以降の情報チェックも必要そうだ。
で、この発表聞いてて思ったのは、次のIT減税はやっぱり「Green IT減税」かなと。環境にやさしいITシステムを導入したら減税してくれるというのが出てくるのではと勝手に予測。まあ、環境にやさしいというあたりを、どう基準化するかは難しそうではあるけど。システム移行で現存から新規の構成で、CO2排出量が年間どれくらい減るとかいうのが試算できたら減税とかかな(ちょっと基準があいまいだ)。