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鳥のように高いところからの俯瞰はできませんが、ITのことをちょっと違った視線から

気象コントロール

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 山本さんが、スーパーストームというドラマについてブログをエントリーしている。確かに気象コントロールは、神の領域かなぁと、個人的には思うところだ。

 SF小説やマンガでは、かなり昔から気象コントロールを武器にするというような話はよく登場する。大抵は、コントロール装置なりが暴走して、とんでもない嵐とかが発生してしまい、結局はその装置を破壊するというようなストーリーとなり、気象をコントロールするというのは、まだまだ人間が手を出しちゃいかん領域なのだというような教訓で終わる(そうでないものもあるかもしれないが)。ちなみに、気象コントロールというと、私の頭の中にはSFドラマのバイオニックジェミーのエピソードが思い浮かぶ。

 神の領域とはいえ、おそらくどの国でも平和的な環境改善といった目的で、気象をコントロールするための研究開発がなされているはずだ。根本的な地球環境の温暖化対策ではなく、気象コントロールはなんとなく対処療法的にも思えるが、理性とモラルをもってコントロールできれば、環境問題のいくつかは解決できるのかもしれない。

 日本でももちろん、研究はなされいるようだ。そこで、スパコンが活躍しているというニュースがちょうど@ITで掲載されている。記事を読むと、狙ったところに嵐を起こしてしまうといったぶっそうなものではなく、こういう条件を作り出せば雨が降りやすいというのが分かってきたというレベルらしい。まあ、これでも農産物の安定した生産といった目的などには、おおいに役立ちそうだ。技術の進化でだんだんと雨が降るメカニズムは解明されるのだろうが、神様はつねにきまぐれで、不確実な部分が最後まで残りそうな気がなんとなくするのだが。

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