大学で勉強するということ
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来年度から開校するサイバー大学は、日本初の完全インターネットによる授業をおこなう新しいタイプの大学。個人的にここの世界遺産学部に興味があり入学を考えていたが、いまのところ学士入学の制度がない、現実的に時間が作れるのか、ということで躊躇しているところだ。
サイバー大学では、完全に大学生になるのではなく、「科目等履修生・特修生」という枠が新たに設けられている。いわゆる聴講生みたいなもののようだが、書類選考もあるし合格して受講を完了すれば正式に単位を修得できるものとなっている。将来的に大学に入学した際には、取得済みの単位として認定されるのだろう。
この仕組みなら敷居も低いし、いいかなとも思う。もちろん、それなりの費用はかかるわけだが。今年度は4月2日から授業が始まり、その時点から受講を開始するには、3月26日までにすべての出願手続きを済ませなければならない。あまり悩んでいる暇はない。
ところで、「MIT、全授業をネットで無料公開へ」というニュースが昨日報道された。こちらは、あのMITの授業をすべて公開してしまうという取り組み。単位うんぬんではなく、先端の大学の授業が無料で受けられてしまうのだ。とはいえ、もちろんオンラインの聴講生は学位を得ることも、教師と連絡を取ることもできない。
さて、自分は単位をとって学位なりが欲しいのか、それとも興味がある分野の知識を身に付け、学びたいのか。後者であるならば、大学という形式に拘る必要もないはずなのだが。とはいえ、MITの授業についていけるだけの英語力もないしなぁ(もちろん英語力だけの問題ではないのだが)。
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