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鳥のように高いところからの俯瞰はできませんが、ITのことをちょっと違った視線から

ベンダーのエコメッセージ

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 2007年のキーワードの1つに「エコロジー」があるだろうという話を年末に書いたので、「Dell、地球温暖化対策への取り組みを発表」のニュースは是非とも取り上げなければ。

 米ラスベガスで開催のCESでの発表だ。DELL EARTHというサイトも立ち上げて、啓蒙活動を開始している。サイトでは、エネルギー節約の成果がデジタルで刻々と表示されている。

 消費電力が少ないとか、廃棄されるPCを回収、リサイクルするというのならばどのベンダーでもすでにおこなっているであろう。今回のデルのプログラムは、二酸化炭素の発生を抑えるために植樹をおこなうというのだ。ノートPC1台につき2ドル、デスクトップで6ドルの費用が、植樹のために寄付されるとのことだ。

 自動車などのメーカーでは、こういった動きを率先しておこなっているイメージがあった。コンピュータベンダーでもこういった活動が、今後は株価に影響を与えるようになるかもしれない。

 奇しくも15日付けの日経新聞朝刊のHPの「まるごと半額。」というキャンペーン広告にも、「Ecology + Economy」の文字があった。HPでは、2006年度からこの「2つの“Eco”」を新しいコンセプトとしている。HPの取り組みで面白いのは、HP Factory Expressサービスだろう。これは、通常であれば購入したシステムがたくさんの梱包材でくるまれ輸送されてきて、それがユーザーのもとで組み立てられる。そうすると、組み立て後に大量の梱包材のゴミが発生するのだ。

 これを、工場の段階で組み立て、必要な設定をしてから顧客に届けるのがHP Factory Expressサービスだ。もちろん、専門家により事前に設定、組み付けされているところの価値が高いのだが、梱包材というゴミが出ないというのもサーバー選択の際の条件として今後は重要になるかもしれない。「エコ」への取り組み方には、まだまださまざまな方法がありそうだ。

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