ソフトウェアにはバグが多いのか
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NTT東日本の光電話でトラブルが発生していたようだ。我が家も光電話なのだが、普段自宅の電話をほとんど使用しないので、トラブルがあったのかどうかはさっぱりわからなかった。
ところで、トラブルの原因はまだすべてがはっきりはしていないようだが、どうやらなんらかのソフトウェアのバグがあったようだという報道がある。これらの記事が出る前の9月22日の日経新聞朝刊3面に、「IP電話脆弱さ露呈」という記事がありそこに、
IP電話はパソコンと同様、ソフトウェアで通信を制御する。このためバグやデータの入力ミスなどで不具合が生じやすく、これが一因との見方もある。
という記述があった。まあ間違えではないが、ソフトウェアPBXの仕組みをパソコンと一緒にされたのでは、NTT東日本も辛いことだろう。これが機械的なPBXだったとしても、中身はなんらかソフトウェアが動いているはずなので、制御プログラムにバグが混入する確率はさほど変わらない気がするのだが。機械だってオペミスはあるし、そもそもソフトウェアだから不具合が生じやすいというのは真実だろうか。
まあ、業界的にもソフトウェアにバグがあって当然、バグですねと開き直る態度があるのは事実かもしれないが。同じ新聞記事内にKDDIの小野寺 正社長のコメントも引用してある(他のニュースにも同様な引用の記述はあった)。
「発展途上の技術。多少のトラブルはあるのかもしれない。」
少なくとも今回のトラブルに関しては、ソフトウェアだからとかではなく、まさにこれが理由だと思うのだが。
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