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日本サイバー大学に期待

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 ひさびさに、風邪でダウン。書かねばならない原稿も溜まりばたばた状態、なかなかブログもアップできずに悶々としていた。そんななか、面白いと思うニュースが。ソフトバンクが「日本サイバー大学」を福岡で開校するとのこと。名前はまあ、そのまんまって感じですが、すべてインターネット経由で国籍や年齢に関わりなく学べる場になるとのこと。

 開校予定時期は、来年の4月。福岡市が内閣府に申請するの経済特区を利用し、株式会社で開校するようだ。通学を一切必要としないというのが実現できるのであれば、現在学生集めに苦労している地方の大学などにも、やり方によっては学生を集められる可能性がでてくる。魅力的な講師と魅力的な講義という、本来の大学を選ぶ目的で大学を選ぶという動きになるかもしれないからだ。

 日本サイバー大学の教育理念は、「国際社会で活躍する人々を育成する」とのこと。開講当初に用意される学部は、コンピュータ&ビジネス学部世界遺産学部の2つ。募集人員は各1,000名。世界遺産学部というのには驚いた。しかしながら、まさに国際社会で活躍する人々が、知識としてきちんともっていて欲しい部分ではある。

 最新のサイバー大学であり、ソフトバンクのやることなので、インターネットのストリーミングで講義を流すだけとかではなく、さまざまなインタラクティブな仕組みが用意されていることだろう。選抜方法はいったいどうなるのだろうか。入学金、授業料は?かなり気になる。もちろん、入学をする気になっているから。当然、目指すは世界遺産学部。卒業時にもらえるのは、世界遺産学士なのかな?

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