英語でコーヒータイム(21) For your eyes only: 秘密情報
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「秘密情報」 「社外秘」 「取り扱い注意」 など日本語にも様々な表現がありますが、英語では 「confidential」 が一般的です。
プレゼンテーション資料に「confidential」と書いてあるのを見かけたことがあるでしょう。
場合によっては「proprietary」 と書いてあることもあります。
confidential は個人情報などにも適用することができ、汎用性があります。「一般に公開してはならない情報」という意味です。一方で「proprietary」 は企業秘密的なニュアンスを含んでいることが多いです。
proprietary technology: 独自の技術
proprietary protocol: 独自のプロトコル
というように、proprietaryは、「標準化されていない」「独自の」という意味で使われることが多いです。
製品の説明を受ける際には、NDA (non-disclosure agreement) という守秘契約を前提に、ロードマップ(開発計画)の情報が提供されるのが通例です。
さて、confidential よりも、もっと秘密性が高く、絶対に誰にも見せてはならない資料を渡す時には「For your eyes only」 が使われます。ビジネスの場で登場するとしても、closed door のトップ会談とか、絶対に他に漏らすことができない超秘密情報のやり取りなどに使われるのです。(もしかしたら、スパイ映画で耳にすることの方がが多いかも知れません。)
これをもじって、For your ears only というのもあります。日本語流に言うと、他言無用ということでしょうか。
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