もうすぐ日本路線から撤退するオーストリア航空に乗ってきた
今年の夏休みは、オーストリアのウィーンに出かけました。ウィーンは、もちろん行きたい旅行先ではあったのですが、一番の理由は、オーストリア航空が今年の9月4日で日本路線から撤退してしまうとニュースが飛び込んできたからです。直行便で行ける都市が減ってしまうというのは、日本市場の魅力がなくなってきているからですよねえ?事実、業界ニュースサイトのTravel Visionによると日本路線は、不採算路線とのこと。より高い収益を求めて、中国の上海や香港線を強化していくそうです。4年後には、東京オリンピックがあるというのに、それを待たずして撤退というのは、やはり残念でなりませんね。
機材は、ボーイングの777。それほど新しい機材ではないですが、空色の壁紙に赤文字のロゴは、素敵なデザインです。キャビン・アテンダントの制服もコーポレート・カラーの赤。ストッキングまで赤でした。(笑)
オーストリア航空は、サービスや機内食にも定評があります。今回、それを体験したくてビジネス・クラスを利用しました。
機内には、シェフが乗り込んでいて、機内でも調理しています。前菜は、ワゴンサービスで提供してくれ、好きな物を選んでいただけます。シェフ自らサービしてくれるのがいいですよねえ。また、日本発の路線は、事前に電話でメインの料理をリクエストできるので、後ろの方の席にいて希望の料理が食べられなかったということを避けることができます。
オーストリア航空の機内食は、美味しいとあちこちで聞いていましたが、噂に違わず美味しかったです。
そして、オーストリア航空の名物サービスがウィーン・コーヒーの提供。ウィーンは、カフェで有名な街。そこで生まれたコーヒー10種類から選んで味わえます。これも楽しみだったんですよねえ。Wiener Eiskaffeeを注文しました。ダブルのエスプレッソにバニラアイスとホイップクリームを加えたものです。
機内サービス良く機内食もとっても美味しかったので、日本撤退はとっても残念です。モーツァルト、オペラ、オーケストラと日本人が好きな物がたくさんあるウィーン、暫くして日本路線に再参入というのを心待ちにしています。