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ITが無いと生きていけないのに、アナログな日々

Facebookの映画化は、良い感じの予感

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Twitterでもつぶやきましたが、Facebook誕生の物語が映画化されるそうです。なんと監督は、デビッド・フィンチャー。おどろおどろしく、残虐で超バイオレンスな、フィンチャーですよ。

予告編がすでにいい感じです。台詞と文字のみ。まだ映像は秘密?
でも、あえて音声とキャッチコピーだけのこの予告編は、スタイリッシュです。

YOU DON'T GET TO 500 MILLION FRIENDS
WITHOUT MAKING A FEW ENEMIES

このキャッチ・コピーがたまらんですねえ。ここに、フィンチャーらしさが出そうです。

あくまで個人的な感想なのですが、フィンチャーの映画は、交互に当たり外れがあります。
エイリアン3 (1992年) <= はずれ
『エイリアン2』であれだけがんばって人たちにその仕打ちはないだろう。

セブン (1995年) <= 当たり

これぞフィンチャー。バイオレンスとグロテスクが見事に昇華。

ゲーム (1997年) <= はずれ
全編興醒めで、ラストで腰砕け。

ファイト・クラブ (1999年) <=当たり
脚本の勝利。エドワード・ノートンも秀逸。

パニック・ルーム (2002年) <= はずれ

オープニングのキャストやスタッフの名前がNYの街に浮かんでいるところだけがすごかった。

ゾディアック (2007年) <= 当たり
当時の雰囲気がプンプン、臭うがごとく。人間ドラマの駆け引きに惹きこまれた。

ベンジャミン・バトン 数奇な人生 (2008年) <= はずれ

ティム・バートンの出来損ないみたいな間抜けな映画。

The Social Network (2010年) <= 順番でいくと当たり
という訳で、順番で行くと今回は、内容的にも当たりになるんです。まあ、あくまでも私の個人的な感想ですけど・・・。
でも「ゾディアック」で魅せた人間ドラマが上手く出れば、面白い映画になるんじゃないですかねえ。

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