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ウエアラブル端末の本命?腕時計型端末の失速

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apple_watch.jpg報じられたところによると、
米調査会社IDCの21日の発表では、4~6月期の腕時計型端末(スマートウオッチ)の世界出荷台数が前年同期比で32%減と大幅に減少となり350万台に落ち込んだとのことです。

実は調査を開始した13年1~3月期以降で前年割れは初めてとのことです。

特に減少が顕著だったのは米アップルのアップルウオッチで55%減の160万台となりました。
昨年4月に発売されましたが、その後、新モデルの投入もなく販売は低迷したのです。

「アップルウオッチは発売時にこそ注目を集めた腕時計型端末ですが、購入者の裾野が広がっていない」と結論付けられています。

筆者はアップルウオッチを保有していませんが、確かに周りを見渡しても持っている人を見たことがあまりありません。

ウエアラブル端末としての本命と言われ続けてきた腕時計型端末ですが、ここに来ての急失速を見ると、次の主役の登場のチャンスだとも前向きに捉えることができます。

そこで筆者の拙稿(イヤラブル端末の潜在的な可能性)で以前に書いた、イヤラブル端末をウエアラブル端末の本命に推したいと思います。

今回のようなまさかの失速に対して、一番焦っているのが米アップル社なのかもしれません。
革新的な新製品を生み出して、昔のような熱狂を市場で巻き起こしたい思惑がなかなか実現できないようになってしまったからです。

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