悩むことが無くなる究極の方法

多かれ少なかれ、誰にでも悩みがあり、どれだけ引きずるかでその後の人生まで左右されそうです。

だからこそ、悩みを生じたら出来るだけ早く封じ込めたいと思うのではないでしょうか。

もちろん、その日に生じた悩みはその日のうちに解決して、次の日まで持ち込まないことが人生における上手な行き方のお手本なのかもしれません。

ところが、悩みを瞬時に簡単に除去する方法はあまり無く、自分次第というところに最後は行き着いてしまいます。

そこで、古典ですが今も読まれている世界的な名作である「道は開ける」でD.カーネギーがなるほどと思えるような処方箋を用意してくれていました。今日はご紹介したいと思います。

「悩んだりする暇が無いくらい多忙に過ごすこと」これに尽きると述べています。

「おわかりだろう、1つ1つを交互に考えることはできても、2つを同時に考えることはできないはずだ。これと同じことが感情についても当てはまる。一方で、うきうきした気分で何かに夢中になっていながら、もう一方では、悩みのために意気消沈するという2つの状態にまったく同時に身を置くことはできない。1つの感情は別の感情を追い払ってしまう。」

「そして、この単純な発見によって軍の精神分析医たちは、対戦中にいろいろと奇跡を行ってきた。将兵たちが戦場で衝撃的な体験を重ね、『神経症』と呼ばれる状態で戻ってくると、軍医たちは処方箋に『多忙にしておくこと』と書き込むのだった。」

いかがでしょうか。
数あるこの手の解決法の中でも、最も強力な手法だと思いませんか？