独SAPとサッカー選手の融合
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欧州のソフトウェア企業で最大手である独SAPと、日本代表のサッカー選手である本田圭佑選手が交わることが報じられました。
SAPといえばERPでも有名で、最近ではドイツが主導している「インダストリー4.0(Industrie 4.0)」でも中心的な役割を果たそうと奮闘しています。
今回は、本田選手自身がオーナーを務めるオーストリア3部リーグのSVホルンや、さらにサッカー教室で教えている学生などのサッカー選手のデータを収集して分析し、選手の体調管理やクラブ経営の効率化にまでSAPは踏み込もうとしているのです。
SAPのこれまでのプロスポーツ分野での経験や実績は申し分なく、最適なパートナーだと思ったのです。
なぜなら、本田選手にとっては同じ組むなら、日本のソフトウェア企業とではなく、SAPのような外国の企業とタッグを組んだ方が将来的にみてメリットが多いと思ったからです。
どうしても日本の企業は総じて、マーケティング面での実力が外国企業に比べて劣り、選手個人にとっても自分を世界に売り込むという究極の目標からしたら物足りないと思われても仕方がないのです。
いずれにしても、楽しみな掛け合わせとなったことは確かです。
それにしても、本田選手はグローバル企業の経営者にも負けていないような、国際感覚を持った経営能力の持ち主だと思いました。
もちろんプロのアドバイスももらっているとは思いますが、オーストリアの次は米国への進出を目指しているなど、活動範囲の広さには驚かされっぱなしなのです。
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