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技術で勝って、商売で負けていませんか?

どうしても気になった投稿記事

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chocolate.jpg先月に終わったバレンタインデー。今頃この話題を持ち出すのも花見が近い時期としては少し気が引けますが、お許しください。

それくらい、1ヵ月以上前というのはすでに十分な過去なのでしょうか。

実は先月のバレンタインデー当日くらいに日経新聞に掲載された記事で、どうしても気になっていた内容の投稿がありましたので本日はご紹介して、マーケティングとは何か?について是非考えていただく良いきっかけになればと思います。

以下、引用文
「バレンタインデーのチョコレートを2枚もらった大手自動車メーカーの社長は、ブランド名を伏せて味を試してといわれた。1枚は日本製、もう1枚はベルギー製。この社長は日本製の方がおいしく感じた。ところが値段は10分の1。」

「『品質に応じて価格が決まる』環境は、縮み志向を打破しないと実現しない。そのためには潜在成長率や自然利子率の向上が、金融緩和とともに欠かせない。」

「アベノミクスの支持者である米経済学者クルーグマン氏は言っている。『生産性はすべててはない。だが長い目でみたら、ほとんどすべてだ。』その努力が伴ってこそマイナス金利政策のモヤモヤも晴れてくる。」

この記事の著者は、日本経済、特にアベノミクスやマイナス金利導入を中心とした政策について、意見を述べている、という展開です。

当該文章の前半の事例の内容や選択、後半部分のクルーグマンの言葉など、非常に優れた記事内容だと思いましたので、ご紹介させていただきました。

商売をしている人なら誰もが、10倍の価格がするベルギーのチョコレートを売るような商いをしたいと望んでいるのかもしれませんが、実は価格は10分の1なのによりおいしい日本製のチョコレートがこれからの時代は求められているのだと私は考えています。


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