ファイヤーフォックスOSの撤退
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米グーグルとアップルの対抗馬として期待していた第三の基軸の撤退が報じられました。
何のことかといえば、スマートフォン用のOS分野で、ファイヤーフォックスOSの開発を続けてきた米モジラのことです。
同分野では、マイクロソフトのWindowsや韓国サムスンのタイゼンも苦戦が色濃くなってきました。
2013年にスマホOSに参入したモジラですが、世界シェアは1%と低迷が続いてきたからです。アンドロイドの同81.4%、アップルのiOSの同16.1%には遠く及ばない中、撤退は仕方のない選択だったのかもしれません。
今後も現在のような趨勢は変わらないのでしょうか?
特にアンドロイドの強さがこの3年間で特に際立ってきました。
当然、2強向けに提供されたソフト群の多さは過去〜未来へとどんどん積み重なっていき、なおさら他社OSの追随や新規参入さえ許さない状況が予想されます。
同じスマホでも、これまでとは180度も違った、全く異なるコンセプトで挑む新機軸の登場を待たない限り、新しい潮流は生まれないのかもしれません。
こうした分野での日本勢の登場が長く待たれているのです。
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