ポール・セザンヌという優良コンテンツ
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セザンヌの偉大さはすでに語り尽くされてきましたが、それでもまだ足りないくらいです。
「近代絵画の父」と言ってしまえば簡単ですが、ピカソやゴッホが最も影響を受けた画家と言えば、その価値もきっとわかると思います。
それまでの典型的な印象派の画法に疑問を抱き、自然を中心とした描く対象物の見た目だけではなく、より深いところまで感じ取り、構図にこだわる作風は革命的とまで言われました。
20世紀絵画への道筋をつけ、後期印象派を代表する画家で、「近代絵画の父」とも呼ばれています。
繰り返しになりますが印象派的な分析手法に異議を唱え、造形的な構成に力点をおきました。正当な評価を得るまでには時間を要しましたが、間違いなく20世紀初頭にかけて生まれた、ピカソ等が提唱したキュビスムの形成に大きな影響を与えました。
静物画や風景画が多いですが、肖像画や自画像でも優れた名画を作ってきました。
彼に対しては、どれだけ賞賛しても言い尽くせないくらいの魅力を感じています。
次にいつか国内で開催されるセザンヌ展が楽しみで仕方ありません。
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