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手抜きのススメ

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farm02.jpg「手抜きのススメ」

こんなことを書くと、怠け者のように思われるかもしれませんが、時にはこういう考え方も必要だと痛切に思ったのでした。

経緯は特にこの夏場における自家製の畑での農作業においてです。

とにかく今夏は久しぶりに本格的な暑さが連日のように続き、猛暑(酷暑)の中での農作業が、とてもしんどかったのです。

よく言われるのですが、本来農作業は身体にいいはずですが、この暑さの中での作業は健康にいいどころか、害してしまう危険性を感じたのです。

そこで時には「手抜き」を考えてみることも必要だと痛感したのでした。

畑での草むしりは筆者が一番苦手な作業の1つですが、大事な作業でもあります。
夏のシーズンは特に、2週間もすればむしったはずの場所にあっという間に新しい雑草が伸びていて、イタチごっこ状態になります。

そうすると何を思うかといえば、草むしりにはキリがなく、やってもやっても次から次へと生えてくる雑草にはいいかげん気分的にまいってしまうのです。

こういうシチュエーションにこそ使うべき言葉として、「おおらかな気持ちでいる」という表現があるのでは、と思うくらいこの言葉にしがみつきたい自分がいるのです。

それにしても、真夏の時期に畑の草と格闘するときに匂う雑草特有の匂いがありますが、秋になって涼しくなってきて畑がどんどんすっきりしてくると徐々に忘れていく"真夏の匂い"として、今度は逆に毎年、いと恋しく思えてくるのは不思議な気持ちです。


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