シニアと資格勉強
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先日、地下鉄に乗車していましたら、停車駅で乗ってくるシニア層の年代の人たちの多くが、手にテキストやサブノートを持っているなどして、想像するにいかにも受験日を迎えました、受験会場に向かうのです、という雰囲気を漂わせていました。
そして気付いたら、筆者が車両の中で立っている目の前に座っているシニア層の人たち3人(女性が2人、男性が1人)も脇目もふらずに最後の暗記項目などのチェックに忙しい、という状態でした。
怪しまれない程度に、ちょくちょく何気なくテキストのタイトルやサブノートの内容を盗み見しようとしたのですが、どうしても資格名を知ることはできませんでした。
サブノートをちらり見して得られたほんのわずかな情報では、社会福祉系の資格のように見えました。
それにしても筆者は感心しました。
これまでの人生において、もう十分に勉強してきたであろう年配の人たちが(人によりますが)、高齢になっても資格取得の意欲を失わずに一心に最終チェックをしている姿には、感動さえ覚えたのです。大袈裟にいえば美しいとまで感じました。
何を隠そう当日は、筆者も重要な試験を受けるために受験会場に向かっていたのでした。もちろん、資格の内容は違いますが。
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