ソーシャルメディアマップ:アメリカの事例
本日、HarvardのSocial Mediaクラスで、ソーシャルメディアなどを使ったウェブマーケティング会社Overdrive InteractiveのCEO、Harry Gold氏がゲストとして講演にいらっしゃいました。
彼の会社が手がけたHarley-Davidsonのソーシャルメディアでの事例を交えつつ、今、まさにこの瞬間、ソーシャルメディアの世界で何が起こっているのかを解説してくださったのですが、お話を聞いていて本当にわくわくしました。
Gold氏が強調していたのは、「Social Media Marketing is about socializing, not just advertising」ということです。彼が手がけているのは主に大企業ですが、最初の(そして最大の)壁は、Execクラスの「コントロールが及ばなくなることに対する不安」とのこと。でも、たとえばハーレーのように熱狂的なファン(Enthusiasts)がいるブランドに関しては、ソーシャルメディア上で素晴らしい宣伝効果を発揮する可能性を秘めている、それをぜひうまく活用しましょう、とのことでした。
また、彼自身も積極的にソーシャルメディアを使っています。OverdriveのSocial Media Mapはダウンロード自由、そして講演でも「どんどん回しちゃって」とのことですので、さっそくこちらで紹介しておきます。
http://www.ovrdrv.com/social-media-map/
そして、このMapのページを見てもらえれば分かるのですが、クリックひとつでこの図をFacebookやTwitterで他の人とシェアできるようになっています。私もさっそくTwitterで流しておきました。こうやって、人から人へ、ソーシャルメディアからソーシャルメディアへとあっという間に何万人の人に広がっていくのですね。
今日の話を聞いて、改めてFacebookやTwitterが強力なマーケティングツールということを再確認しました。
小林啓倫さんがシロクマ日報で書かれているようにFacebookはアメリカで大人気ですが、日本のMixiは最近退会する人も出ているみたいでちょっと勢いがない感じですね。Facebookは若い人だけでなく、結構大人の人もやっていて、アメリカではソーシャライジングの重要なツールになりつつあります。
Facebookについてはいろいろと紹介したいことがありますので、また別途時間をとって紹介したいと思います。
(さて、そろそろ宿題やらないと・・・)