会社組織変更で思ったこと
会社の組織変更で、法務局へ何度も足を運びました。
その際に思ったことですが、例えば登記簿を取ると言う事です、1通あたり千円かかります、法人の印鑑証明は1通500円ほどかかります。大体1回行くと登記簿と印鑑証明で1500円から2000円ほどかかります、しかも待ち時間は30分程度かかります。
これを、焼き鳥屋で換算すると、客単価2000円弱となります。
焼き鳥屋では夕方が売上のピークで客単価1000円程度です、1日の客数は50から60程度ですから、ほとんど夕方の3時間程度で商いをするということになります。
なので晴れていれば1日の売上は4万円から5万円程度、つきにすると120万円ほどです、此処から原価6割引くと残るのは50万弱、さらに人件費を引くとまず残りません、これは此処最近の陽気の良い月ですから、1月や2月は赤字です。その理由はまた後日書きます。
これがまじめに商いをしている、下町の商店の実態です。
法務局などはさすが国の出先機関です、朝から混雑で夕方まで続くようです。しかも客単価2000円、係りの人は印紙を回収するだけで直接お金を受け取っている感覚が無いようです、なので、商売の基本の「いらっしゃいませ」「ありがとう御座います」もありません、ただ機械的に印紙を売るおばさん、愛想笑いも無い窓口の係りの人。
しかも、出てくるのは、登記簿も印鑑証明も結局は自分の情報です。
なんとか、ならんのかこの国はって感じです。
まず、印紙なんていらないでしょう、どうしても必要なら、自販機でいいのでは、次に証明書を発行するのも自販機で出来る気がします。法務局と言った、区役所などと違いある程度の利用者のセグメント分けは出来ると機関ですのでかなりの自動化が出来るような気がします。
そのうち書くであろう税金の話に続く。。。