[広報編] 広報・マーケティング担当になった新人に読んで欲しい本
4月になり、あちこちから転職の知らせが届きます。少し前までは電子メールでBCCの一斉送信で送られて来たのですが今はfacebookやeightで知らされることが増えています。時代の変化ですね。
それはさておき、この4月から就職・転職をして広報やマーケティングのお仕事についた人も多いのではないかと思います。
そこで、私が自費で買った、または出版社から頂戴した書籍で、お勧めのものを紹介したいと思います。今回は広報/PR編です。
1.広報の仕事の全体像を掴みたい、すぐに実務に活かせる正しい方法を知りたいというニーズに応えてくれます。少し前の本ですが非常に良い本で長く売れ続けているようで、あちこちでいい評判を聞きます。
この1冊ですべてわかる 広報・PRの基本 単行本(ソフトカバー) - 2009/4/29 山見 博康 (著)
2. いろいろと変化して来た広報の今の姿と基本をおさえたい。(私も15章を執筆致しました)
広報コミュニケーション基礎 (宣伝会議マーケティング選書)
3.ソーシャルメディアなどを活用した新しい広報活動を理解したい。そんな場合はこれです。私も少し書かせてもらいました。広報会議の記事をまとめたもので、図版も多くて読みやすいです。
デジタルPR実践入門 完全版 (月刊広報会議MASTER SERIES)
4.他社のプレスリリースから、良い所を学んで効果的なプレスリリースを作成したい場合はこれです。B2Cの事例が中心です。(出版社より頂きました)
実践! プレスリリース道場 完全版 (月刊広報会議MASTER SERIES) 単行本 - 2016/3/31
井上岳久 (著)
5.メディアトレーニングについて知りたい。記者会見での適切な受け答えや話の組み立て方について知りたい、というニーズにはこれ。いろいろ読みましたがこの著者のものが一番わかりやすいです。
誤解されない話し方、炎上しない答え方 - 2013/2/16 山口 明雄 (著)
6.海外のPR活動の変化を知りたい。ソーシャルメディアの広報活用を理解したい(事例は少し古くなりましたが、考え方は充分役立ちます)
新しいPRの教科書 - 2011/3/28 ブライアン・ソリス (著), ディアドレ・ブレーケンリッジ (著)
7.ベンチャー企業でゲリラ的に、若さで、そして行動力で積極的に攻めたい。すぐに成果を出したい。そんな場合はこれです。
最強のPRイノベーターが教える 新しい広報の教科書 栗田朋一 (著)
8.PR会社はどんな仕事をしているのか、クライアントと組んで何を為し遂げているのか事例を知りたい場合はこれです。PR会社の仕事はもやっとしてわかりづらいと言われる事も多く、またプレスリリースを送ってくれる会社、記者会見に記者を連れて来るだけの会社と間違われる事も。そんな誤解を払拭出来る本(出版社から頂きました)。
広報の仕掛け人たち PRのプロフェッショナルはどう動いたか
9.メディアの連絡先、発行部数、記者クラブの情報、今日は何の日、PRの用語などを知りたい。PR会社や企業の広報担当について調べたい。等のニーズはこれです。
広報・マスコミハンドブックPR手帳2017年版
以上9冊のご紹介でした。
次回はデジタル時代にメディアが変化し、どうやって情報が伝わっていくのか、メディアの変化や情報の伝わり方を理解する為の本を紹介したいと思います。