有料の効用(セミナー運営)
ええと、このエントリーは、マーケティングのカテゴリーに入れてますが、基本的にはLead Genarationに関することです。
皆さんの会社ではよくセミナーなどを行うのではないかと思うのですが、2パターンあるかと思います。
A:集客に苦労する会社
B:集客に苦労しない会社
Aについての対策は以前少し触れたので、今回は、Bについて書きたいと思います。
Bの場合、よく聞かれるのは次のようなことです。
「あのー、セミナーに人がたくさんあつまるのはいいんですが、勉強のために来られているようなんです。導入する気もないようだし、しかも新入社員の方ばかりで、導入決定権もないようなんです。人はそんなにたくさん来なくてもよいので、もう少しプロスペクト(見込み客)になりそうな方を呼んで、買う気のない参加者は来ていただかなくてもいいのですが、どうやったらいいのでしょうか?」
その場合、私はセミナーを有料にすることを勧めています。
お値段は低めで構いません。無料だと「ひまつぶし」「とりあえず勉強しておくか」「なんか時間があいちゃったから行って見ようかな」という人を呼び込んでしまいますが、有料にすることでこのような人を排除することができるのです。そしてお金を払ってでも内容を知りたいという人を集めることができるのです。
ただ、この方法は、Aの会社、つまりセミナーの集客がうまくいかない会社がやってしまうと、まったく人が集まらないということになりかねません。集客はできている、そんな場合に使える方法だと思います。
ここまで読んで「ああ、だからあの会社のセミナーは有料だったのか」と思い当たる方もいるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか?