忙しくない社長?
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忘年会の続くシーズン。
そんな中、某忘年会の中で、ある有名IT系ベンチャーを立ち上げ、現在は次のベンチャーの立ち上げに奔走されている社長さんのスピーチが印象に残りました。
その方曰く、一番仕事をしていなかったときに会社がとても有名になり、一番儲かりました、とのこと。
私は、以前テレビで見た、大金持ちになった社長を特集した番組を思い出しました。そこで、海外で温泉旅館を成功させた女社長を紹介していたのです。
外国に来たこともあり、あまり言葉の通じない従業員にお手本を見せるつもりでガンガン働く女社長。ところが頑張れば頑張るほど、従業員はついてきません。サボったりしてどんどん温泉旅館の経営は傾いていきます。
そしてある日のこと、新しく雇った経理部長のアドバイスの下、その社長は狂ったように働くのをやめ、余暇を楽しみながらも、従業員の働きぶりを見て、声をかけるためにときどきオフィスに顔を出すだけにしました。
すると社員が狂ったように一生懸命働き出し、経営が上向いた、というストーリーでした。
この話はテレビ用に脚色されてはいるかもしれませんが、マネジメントの役割の人間が現場の仕事をやりすぎると、弊害が出ることがあるということを説明していました。
私は経営のことに詳しいわけではないのですが、確かに社長が現場で口うるさく言って体を動かして回っていたら、かえって社員はやる気を失うことがありそうですね。
皆さんはどのような社長さんの下で働くのが働きやすく感じますか?
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