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40代で同人デビューしてしまった著者がその現場を体験しつつ腐女子を自認する立場で観察する幻の腐女子市場(マーケット)。はたしてそこに市場はあるのか、ないのか。デビューは10代が当たり前なコミケの現場などで突き当たる難問に頭を悩ませ、時に大失敗しつつの体験談を含めた、観察ブログ。

火のないところに煙をたてろ!

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腐女子市場を成立し難くさせている原因のひとつに、
「腐女子の本能」とでもいうべきものがあると思う。

 

昨年の大河ドラマ「天地人」は
かなり「狙った」作りになっていた。
「殿と従者でどうぞ萌えてください♪
 カップリングは殿攻の従者受です。
 配役は北○妻○木です、ね、こういうのお好きでしょ?」
という...なんとなーくおしつけがましい匂い。
公式にコミカライズされるというニュースで見た
キャラデザインはやおい系の絵師が描いたと思われる
「いかにも」な感じ。
はたしてその時、
天下のN○Kは解っていただろうか?
腐女子狙いの大河ドラマより、
ちょっと前に放送して好評だった
社会派経済ドラマ「ハゲタカ」のほうが
腐女子に根強い人気があることを。


キャンプファイヤー状態で
「腐女子の皆さんいらっしゃい♪」とばかりに
火を囲んでギターに歌、という状況で待っていても
腐女子は遠巻きにするくらいで、
そうカンタンに集まってはこないのだ。
釣り針は大きければいい、というものではない。

腐女子回路は
「いえいえ、そんなつもりは毛頭ありませんよ...」
という佇まいの作品やキャラにでも
やおいの香りをかぎつける。

まったく火の気配のないようなところに
煙をたてることこそ、腐女子の本懐

なのである。


その腐女子を相手にするのなら、
火など熾してはいけないのだ。
微かに、仄かに煙の匂いをまとわせる程度が良い。

仄かに香る煙の匂いをかぎつけさせる、
そのさじ加減は相当に難しい。
腐女子というのは、実に天邪鬼なものなのだから。
 

 

 

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