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エンタープライズコラボレーションの今と今後を鋭く分析

「自分で判断出来ないので提案者同士で調整して」とは・・

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 当ブログではアクセスログを取得して参照元などをときどきチェックしているが、そのなかに「教えて!goo」からのアクセスが結構あったので調べてみたところ、「商談で相手が激怒してしまいました。」という質問への回答にリンクが貼られていた。この質問内容がちょっと凄い。

 提案依頼を行ったが、最終選考に残った提案からどちらかを選べないので、提案した2社間で相談して判断してくれと頼んだら、相手の社長が激怒したとのこと。

 質問者は、なぜ怒ったのかわからない、と書いているが、そもそも提案者に相談した時点で、結果としてどういう回答を提案者に期待していたのだろうか、とつっこみたい。

 ちなみに、私が思いつくのは以下の2つくらい。

(仮説1)先に相談した一社がもう一社の提案を丸のみ(あるいは追加)するような形で元請け、下請けみたいにな形式で両方の提案を加味した再提案をしてくる。

(仮説2)どちらかが「うちのほうが提案が劣っています」と言って辞退してくる。

 もし(仮説2)のほうであれば、過程はともかく結果としては目的を果たしたことになるが・・・

 (仮説1)を期待していたとしたら、ちょっと驚きだ。この人はクルマを買う時にトヨタとホンダで迷ったら双方のディーラーに相談して決めてくれとでも言うのだろうか?家を建てる時に複数工務店の提案で迷ったら、リビングと寝室はA工務店でダイニングと2階の子供部屋はB工務店、などという発注をしようとするのだろうか。

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