オンラインマッシュアップサービス「Popfly」が閉鎖だそうだ
»
今朝読んだニュースに「MS、マッシュアップサービス『Popfly』を間もなく閉鎖」というのがあった。マイクロソフトがYahoo Pipesに対抗して提供したSilverlightベースのオンラインマッシュアップサービスだが、結局開始後たった2年で閉鎖になるようだ。
そういえば以前にオンラインマッシュアップツールは今後に期待というエントリーで紹介した日本のAfrousやMyRemixもその後あまり話題になっていない。開発/提供元もバージョンアップや啓蒙活動など手をかけるのを止めてしまっているようだ。
こうしたマウス操作と簡単なプロパティ設定だけで複数のWebサービスを連携させてWebアプリを作成できるようなツールって、これからの時代には結構はやるんかもしれないと勝手に予想していたけどそうでも無いらしい。マッシュアップという行為自体はいぜんとして盛んだがやっぱりプログラミング言語を使ってきちんと組み上げるというほうが主流だ。
一般のユーザが自分でアプリケーションを組み上げような時代には、もうちょっと時間がかかるようだ。よくよく考えてみると確かに、ビジネス分野でもオフィススイート(特にEXCEL)を使いこなせばかなりの作業(コンピューティング)は可能だが、実際にそれを末端のユーザが行うEUC/EUDというコンセプトもそんなに大きく浸透しているわけではない。EXCELでさえ使いこなすにはまだ結構ハードルが高いし、そもそも自分でシステムやプログラムを組むという発想のが今のユーザにはあまり無い。そういう発想がある人は最初からちゃんとしたプログラミング言語を勉強するのだろうし。
===当ブログ過去の関連記事
SpecialPR