MT形式からePubファイルを作ってみた
CNET Japanブログネットワークがリニューアルに伴い、私が書いていた"将来のPC業界パワーバランス"が停止及び見れなくなります。このブログは500近いエントリがありました。
本ブログもあるため、将来のPC業界パワーバランスを再開する予定(リソースの足りません...)はありませんが、データ等も参照したいため見れなくなるのは私が困ります。
そこで、MT形式のデータ(HTML+TEXT形式のデータ)をePubで見れるようにしてみようと思いチャレンジしてみました。
まずは、MT形式を手に入れます(CNET Japanブログネットワークは、MT形式には有志の方々や、公式に公開されました...公式はちょっとチープ)。
次にソース置き場のmt2html.pyをダウンロードしてください。
これを同じディレクトリ(私はc:\testにおきました)に配置します。次にコンソールで、そのディレクトリまで移動して以下の様に実行します。
実行するとエントリ分HTMLファイルが作成されます。ここでMT形式のファイルは"euc-ja"でお願いします。
これで材料が整いました。
SIGILでePubファイルを作成します。SIGILをダウンロード・インストールして、起動してください。
Textの箇所を右クリックして"Add Existing Items..."を選択します。そうするとファイル選択のウインドが開くため、先ほど作成したHTMLを全て選択します。
次に、タイトルページを良い感じに作成してsaveしてお終いです。MT形式から簡単にePub形式にできます。
この方法で作成したのがソース置き場にある将来のPC業界パワーバランス.epubになります。
ePub形式を表示するデバイス(iPad等)を持っていないので、Firefoxのアドオンである
EPUBReaderで見てみると以下のようになります。
これで、いつでも見ることができます。
自動的にMT形式からePub形式にはできていませんが、MT形式をePub化するには割りと簡単にできます。資料的なブログを書いている方にはネットにアクセスしなくてもePubファイルを見るのもメリットかも知れません。また、今回の様に閉鎖されたブログを保存するのも良いかも知れませんね。
後、一つ注意としてSIGILはすごくよく落ちました。それはHTMLが多すぎたのかも知れませんが、タイトルを手で修正していると作業できない頻度で落ちました。HTML挿入だけでは安定していたので、手で修正しないほうが良いです。
【ePub関係】
・電子書籍の衝撃の感想
・オライリー本をiPad(ePub形式)で読む
・iPadでePubファイルを読んでみる