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「一足早いカウントダウン」にいってきました

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AMDのイベントである「一足早いカウントダウン」に「Windows 7 が変える PC 体験」の半ばあたりから見てきました。

カウントダウンの対象は、Windows 7のことでした。PC業界としては、Snow Leopardも大きなイベントでしたが、AMDとしてはWindows 7のほうがより重要なイベントですね(Appleにはビデオカードしかおろしていませんしね)。

イベントでは、PC対決としてAthlon X2 250(&785G)とCore 2 Duo E8400(&45G)で比較していました。

ビデオチップの性能差があるとは言え、なかなか拮抗した勝負になっていました。K8では、Core MAでは歯がまったく立ちませんでしたが、K10ならばCore MAには十分対応できるものなのですね。

そう言えば、Pheonm II X4 955(3.2GHz)とCore 2 Quad Q9650(3.0GHz)は、それほど違わない性能を発揮していました。メインストリーム以下のカテゴリでビデオカードを増設しないタイプには、GPUの性能分AMDプラットフォームのほうがいいですね。

後、ロードマップも公開していました。

これは、以前にも公開されていたもので、アップグレードがありませんでした。GPUの次のバージョンに関して発表があるかもと思ったのですが、それもありませんでした(残念)。

AMDのロードマップを見ていて、一番思ったのは、フルタワーのPCが必要とされてきていないのだと痛感しました。

デスクトップとモバイルでは、モバイルのほうが伸び率が高くなってきています。さらに、デスクトップでは、Small Form FactorやAll-In-Oneにも重要視され始めています(そう思うと、Appleのラインナップはシンプル且つベストのように思えます)。

CPUの性能が、新しい使用方法を模索しなければ、既に余剰になってきているのかも知れません。

私は、クアッドコア(Phenom II X4 940BE)を使用していますが、コアを使い切ったと思ったことはありません(動画のエンコードやマルチスレッド対応ゲームをしないので)。先日、VMware Server上でUbuntu 9.04(2コア割り当て)を起動させて、Linux版のChromiumをコンパイルしていたときに、CPU使用率が50%を超えて驚きましたが、そういったことは本当にまれなことです。

このため、私の用途では、クアッドコアはオーバースペックだと常に感じているため、コア数と周波数を落として省電力タイプのPCのほうがいいのではないかと思えてなりません。

後、「勝手に一足早いカウントダウン」で1/4スケールのPPT資料がアップされていますが(読めないですね)、できれば週明けぐらいに公開されることを希望します(資料だけ見ても、イベントの雰囲気までは分かりませんが)。

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