"AMD 秋の大収穫祭"に行ってきました
"AMD 秋の大収穫祭"に行ってきました。AMDは定期的に行っている発表会で今回は、CEATEC JAPAN 2008のデモンストレーションやロードマップアップデートなどが行われました。私は第2部から見に行きました。
CEATEC JAPAN 2008のAMDベースでも行われていましたが、ArcSoft SimHDのSD画質をHD画質にアップコンバートデモも行われていました。昨今動画のアップコンバートに関して、いろいろなところで行われています。東芝のSpursEngineを用いた製品もアップコンバートできる機能があります。HDに対応したディスプレイ側が普及しているため、アップコンバートも当然な機能になりそうです。下の画像ではわかりづらいのですが、アップコンバートされた画質を見ると差が一目瞭然です。
今回のイベントでもっとも知りたかったのは、AMD製品のロードマップです。Q4'08には、CPUで45Wラインアップの充実(Athlon X2 4850eより高周波数版?)、GeForce 9600GT対向製品(Radeon HD 4830でしょう)とBarcelona系デュアルコアであるKUMA(Athlon X2 6xxx?)の発表があるようです。
KUMAに関しては出るとか出ないとかいろいろ噂されていましたが、昨今の海外のニュースでも発売されると言うニュースが濃厚だっただけに、本当に出るようです。但し、兄貴も資料でX3を勧めていました。価格と消費電力がわかりませんが、他の製品と差が小さければ、率先してデュアルコアを選ぶことはなさそうです。
また、45nmとその後のデスクトップ系CPUの発売ロードマップも明確でない形で公開されました。
45nmがQ4'08に入っているのは、Shanghai系(Opteron)の発売を示しているように思えます。また、デスクトップ系(Deneb等)は、噂になっていたように2009年以降のようです。当初は2009年1月に行われるCESで発表されるとも噂が出ていましたが、ロードマップを見る限り、2009年の早い時期では無いようなですね。
少し残念ですが、私は2008年9月にPhenom X4 9950BEを購入したので、とりあえず新製品発表にびくびくする必要はなさそうです。
あと面白かったのがASUSの発表のあるシートです。ちょっと自虐的ですが...マザー/ビデオカード製造部門とEeeブランド製造部門は違うんでしょうね。