クジラ「捕鯨船を操ったアメリカの一等航海師」の店で、シアトル風にネットを使う
今、船橋ららぽーと。娘が服を買っている間、ここ「捕鯨船を操った人」の名前がついたシアトル生まれのカフェで勉強している。
この店では、WindowsのミニPCでネットにつないでアマゾンで本を立ち読みし、RealPlayerでイチローの活躍を見るのが似合うのではないだろうか。
そう、小説「白鯨」で、モビィ・ディックを追う捕鯨船を操った一等航海師の名前が「スターバック(StarBuck)」であり、私が今いる店の名前となっている。
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「Our Heritage - StarBucks」 ,,,The name, inspired by Moby Dick, evoked the romance of the high seas and the seafaring tradition of the early coffee traders.,,,
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「白鯨」のストーリーを少し追ってみよう。
この捕鯨船の船長「エイハブ」は、モビィ・ディック(白鯨)に片足をもぎ取られ鯨骨の義足となり、顔面に大きな傷痕が残っていた。
彼は、モビィ・ディックへの復讐に全てを捧げていた。そして、船員たちも、賞金を得ようとモビィ・ディックを捕まえることにやっきになっていた。 その中で、「白鯨」という神のような存在を仕留めることに反対し、船長と対立した冷静な一等航海師として登場するのが
「スターバック」だ。
彼らをあざ笑うかのように神出鬼没なモビィディックとの最後の3日間の戦いは壮絶だ。最後、船長はモビィ・ディック背中に乗り銛を刺すが、銛のロープにからまりそのままモビィ・ディックと共に海中に消える。 「スターバック」が操る捕鯨船もモビィデックの尾で砕かれ沈没する。そして、、、。
さて、ITの話へ。 このブログ記事の最初で、
「(スターバックスでは)WindowsのミニPCでネットにつないでアマゾンで本を立ち読みし、RealPlayerでイチローの活躍を見るのが似合う」
と書いたが、今のマイクロソフト繁栄のきっかけとなったのが、スターバックスの本拠地「シアトル」にあるコンピューター会社「シアトル・コンピューター・プロダクツ」の開発した「86DOS」(Disk Operating System)であろう。(QDOSとかCDP-DOSと言う方がわかる人も多いかもしれないが)
マイクロソフトがこれを買収し、PC-DOS、MS-DOSとなり現在のWindowsに引き継がれている。 このシアトルはIT産業が盛んで、
「RealNetworks」
や
「アマゾン」
の本社があることでも知られている。
思わぬところで、結びついて思わずブログ記事を書いてしまった。 氷川丸やボーイング、任天堂アメリカ、イチロー、黒舟、にも触れたかったが、ITとは関係ないし、娘から
「服の候補決めたから見に来て」
とメールが来たので、今日はここまで。
シアトルの最新情報は、シアトルでマイクロソフトで働いていた、オルタナティブブロガーの佐川さんに譲りたい。(落ちないブロガーの無茶振りか?)
佐川明美の「シアトルより愛を込めて」
http://blogs.itmedia.co.jp/akemi/2010/03/post-c82f.html
*本記事は、3月13日に投稿し、16日8時30分に公開するようにセットしました。
*タイトルが”シカゴ”となっていたものを”シアトル”に変更 8:44