もう一度言いたい「亀田兄弟が、人間的に成長し、私たち観客に新しい感動を与る姿が見たい!」
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先々週の「内藤、亀田戦に見る「約束」の意味と悪役への期待」で記事の最後に書いたが、あらためて言いたい。
今回のことをバネに、私は未熟な彼がボクシングを通して人間的に成長し、私たち観客に新しい感動を与えて欲しい。
前回も書いた「観客からも審判からもわかりにくいこさくな反則」は、明確になり、それに対する謝罪も行われ、重い処分も決まった。
口下手な父と、ショックで落ち込み今でもほとんど話せない状態の弟に代わり、20歳の長男が行った精一杯の記者会見も立派であった。 批判の集中するお父さんの事を聞かれて、批判に迎合せず、堂々と「今でも最高のおやじだと思っている」と言える20歳の子供がどれだけいることか。
既に彼らは弱者である。 弱者を叩こうとする人を私は応援しない。
弱者が、生まれ変わり、私たちが驚くほど真摯な姿勢とプロのテクニック、そして力を発揮してくれるように、皆で育てて行こうではないか。
興毅さんの「何もかも 1からのスタート」という言葉を私は信じ、
苦境の中で若者が人間的に成長していく姿が見られることを心から期待している。 頑張れ亀田兄弟。
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