WiMAXがウチにやってきた
昨日(2009年2月26日)から、UQコミュニケーションズがWiMAXのサービスを開始しましたが、同社が募集したモニターに当選した私のところにも、昨日、通信カードが届きました。
モニター募集自体は締め切られてしまいましたが、UQコミュニケーションズから通信カードを購入して始めることもできます(価格は1万2800円~1万3800円)。いちおう、2009年6月30日(火)までは「お試し期間」として、登録料(2835円)や基本使用料(4480円)が無料となっていますが、ユーザーを制限しているわけではなく誰でも始めることができます。
とはいえ、自分の環境で実際の通信状態がどうなのか分からないのに通信カードを購入するのはギャンブルだ……と二の足を踏んでいるに人には、以下のところでは、まだモニターのチャンスがあります(いずれもUQコミュニケーションズのMVNOとしての試験サービス)。
■@nifty WiMAX試験サービス
- 募集期間:2009年2月18日(水)~2月28日(土)
- USBタイプのデータ通信カードを無償貸与
- @nifty IDが必要
- 募集人数は30名(ただし、3月以降に第2次募集があるようです)
- 応募資格など詳しいことは以下へ:
- http://setsuzoku.nifty.com/wimax/
■BIGLOBE WiMAXモニターサービス
- 3月16日(月)から募集開始
- モニター試験サービスは4月1日(水)開始
- BIGLOBEサービス会員が対象
- 募集人数は100名
- モニター募集の受付は会員サポートページで実施されるそうです。
- 詳しいことは以下を参照:
- http://www.biglobe.co.jp/press/2009/0226-1.html
私が選んだのはExpressCardタイプ(正確にはExpressCard/34)のものです。メインで使用しているノートPCにこのスロットしかないからなのですが、選択肢としてはUSBタイプ通信カードにするという手もありました。確かにUSBタイプのほうが汎用性はあるのですが、ノートPCにはUSBポートが2つしかなく、それはマウスとUSBメモリというよく使う組み合わせでふさがってしまうことも少なくないことや、ExpressCardスロット自体、このようなデータ通信カードで使う以外にあまり使い途がなさそうということで、ExpressCardタイプにしました。
同様の理由で、すでに利用しているイー・モバイルの通信カードもExpressCardタイプなのでした。モニターに応募する際には、ExpressCardタイプの応募はUSBタイプに比べてかなり少ないのではないか、だから当選する確率も……という下心がなかったとは言いません(笑)。
通信カードの大きさは、イー・モバイルのもUQコミュニケーションズのも、ほとんど変わりません。イー・モバイルの通信カードのほうが、全長が2mm(実測)ほど長く、一方、UQコミュニケーションズの通信カードはPCからはみ出た部分が少しふくらんで(両側+0.5mmぐらいずつ)いますが、感覚的には大差ありません。
機構的な違いとしては、イー・モバイルの通信カードはEM chipというUIMカードを装着するようになっていますが、WiMAXの通信カードにはそれはありません。WiMAXでは代わりにMACアドレスが割り当てられています。さらに細かい点ですが、イー・モバイルの通信カードのほうは、PCからはみ出したアンテナと思しき部分が可動式(といっても動く範囲は0度~90度)になっていますが、UQコミュニケーションズのほうにはそれがありません。