いざ桑港へ
お盆休みの出国ラッシュを迎えている成田空港へ。
想像していたよりも混雑はしてないものの、NorthWestのチェックインカウンターには、やはり長蛇の列。
事前にオンラインでチェックインしていたのだが、結局、手荷物を預けるためだけに30分以上かかってしまった。オンラインチェックインによるメリットはあまりなかったかも。
NorthWestの人の話によると、昨日の落雷でダイヤが乱れた関係で、今日の米国行きの便はオーバーブッキング状態だとか。明日以降の便に振り替えないかとしきりに誘われる。成田近隣ホテルへの1泊(2食付き)とアジア圏内往復航空券(別のオプションも選択可)のオファーは魅力的。仕事じゃなければねぇ……。や、仕事じゃなければ、こんなハイシーズンに飛行機に乗ることなんてないか。
英国で発覚したテロ未遂の影響で、セキュリティゲートでペットボトル飲料を没収される。これは仕方ない。が、通過してから、缶コーヒーが(没収されず)残っていることに気付いてしまった。厳戒の割にはそれほどピリピリした感じがしないのは、やっぱり「海の向こうの話」だからか。
セキュリティゲートの警備員に聞くと、これ以降、Portableな飲み物の販売はないという。飲みたければServeする店に入ってくれとのこと。ということで、さっさとラウンジに。ネットワークサービスがあるせいか(無線も有線も)PCを使っている人が多い。それ自体はどうということはないが、ヘッドセットを使ってSkypeしている人が何人もいたのは、ちょっとびっくり。中には、カメラまでつなげて「テレビ電話」していた家族もいた。Skypeって、ここまで「身近」なサービスになっているのか。もっとも、ラウンジで周囲を憚らずSkypeしていたのは、みんなForeigner(っぽい人)たちばかりだったが。
それにしても、ラウンジのようなパブリックスペースでPCを使うのに、プライバシーフィルターを付けてる人が(見渡す限り)まったくいないというのは、これはこれで驚き。みんな気にならないのだろうか。
約9時間30分のフライトでは、途中、かなり揺れた時間帯があった。乗務員がサービスを中断して着席するほどの揺れに遭遇したのは久方ぶり。それでもなんとかSan Franciscoへ到着。