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社員の時に見ていた店の状況、オーナーになってから見ている店。見ている方角が違うとこんなにも違うコンビニの光と影。お客様とは何にも関係無いところで巻き起こるあれやこれ。(笑

テキーラは灰皿に入れて飲んではイケません

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おうちカクテルHP.JPG先日、やまやPresents『おうちカクテルセミナー』なるものに出席してまいりました。

私の酒好きは、このブログでも何度か触れてきましたが、自宅でもシェーカーを振るという凝り性です。カクテルに興味を持ったのは、トム・クルーズ主演の『カクテル』という映画が流行った時期でした。当時、毎日のように飲み歩いていたのですが、飲み資金が底をついて困り果てた私を、当時通っていたスナックのママが「金が無いのだったら働きながら飲め」と、スナックのカウンター内で、バーテンダーの真似事をしながらカクテルを作りながら飲んだものです(今考えれば、そのママにずいぶんと「商売根性」を叩き込まれた)元来の酒好き・凝り性がたたり、自宅にBARセットを揃えまして、今でも気が向くとシェーカーを振り自分で飲むといった日々を暮らしております。

今回のこの企画は当然ながら、やまやさん(小売)とSUNTORYさん(メーカー)が共同し、自宅でカクテルを楽しむ提案をすることで商品販売を促進していくものであります。このような小売側とメーカー側が共同して行なう企画は時々見かけます。例えば、キャンプを企画するキャンプ用品店とメーカーなども当てはまるでしょう。

企画を行なう側のメリットとしては、顧客が最初に使ったものが自社のものですと、その後も自社の商品を使ってもらえる可能性が高いことが挙げられるでしょう。
読者の方も心当たりあることでしょう。例を挙げると、車のメーカーはいかがでしょうか?初めて買った車のメーカーに乗り続ける方は多いと思います。
以前ですと、携帯の新規契約・キャリア乗り換えに限り価格が異常に安かったりということもありましたね。どういった心理的要因がそうさせるのかは私には分かりませんが、多くの人が初めて使ったものに愛着をいだくという状況を経験されたのではないでしょうか。

その昔「コンビニと言えば?」という質問に、関東圏の人は「セブンイレブン」の名を挙げ、関西圏の人は「ローソン」を挙げると聞いたことがあります。それは、セブンイレブンさんが関東を中心に拡大していき、ローソンさんが関西を中心に拡大していった歴史があるからでしょう。自分が幼い頃から使っていたコンビニの社名が、コンビニの代名詞になったということです。

そんな事を考えながらも、どんどんカクテルを作り、飲み続ける我が夫婦(笑P1000790.JPG
興味深いカクテルの話(テキーラは灰皿には入れて飲まないとかw)を聞きながら、作って飲んだカクテル10杯あっという間の2時間でした。
今回のセミナーは、うちの嫁さんが懸賞に応募して当てた「やまやPresents」の企画でしたが、SUNTORY社さん独自でも企画をして、毎月1回も実施されているカクテルのワークショップ(有料版)もあるそうです。そちらも毎回好評とのこと。内容も違うらしいのでそちらへも足を運びたくなりました。



興味ある方は下記リンクからどうぞ!
http://www.suntory.co.jp/wnb/ouchi_cocktail/workshop/index.html

P1000792.JPG帰りにはお土産まで頂きましてありがとうございます













カクテルと言ってしまうと構えてしまう方もいらっしゃるのかもしれませんが、講師の方も言っていました「お酒+〇〇がカクテルです」と、馴染み深いサワーもカクテルの一つなのです。好きなお酒と好きな飲物を混ぜればオリジナルカクテルの出来上がり。この年末には、自宅で「カクテル忘年会」というのもいいですね。キツイお酒も多いですからくれぐれも飲み過ぎに注意してください(笑
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