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社員の時に見ていた店の状況、オーナーになってから見ている店。見ている方角が違うとこんなにも違うコンビニの光と影。お客様とは何にも関係無いところで巻き起こるあれやこれ。(笑

消費税増税と募金と小銭

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今年の漢字が決まりましたね。

「税」とは・・・
なんというか、何か虚しいさを感じるのは筆者だけではないはず。

実は今年の春に一つネタを決めていたのですがボツにしたものがある。
それは、消費税増加に伴ってコンビニ募金の金額が増えるのではないだろうか。そんな内容のエントリーを書こうと思ったのだが、数値を取ってみると逆に減っているではないか。
予測が外れたことで、何故そうなったのかは深く考えず、ボツネタにしたのであった。

ところが最近、募金が減った理由がハッキリした。と、いうか筆者の中ではだが。

5%から8%の増税。当然ながら、端数が増える。端数が増えれば募金が増える。当初単純にこの発想をしていたのだが、端数が増えれば端数を出す機会も増えることにまで頭が回らなかった。
そう。1円玉、5円玉の活躍する機会が増えたのだ。
そうなると、募金に入れられる1円玉、5円玉はサイフに留まることとなる。

なるほど!
と、自分の建てた仮説が外れた意味が分かり、何かスッキリとしたのであった。

しかし、逆に別の悩みが出てきた。
コレに気がついたから募金の謎が解けたのだが・・・

その悩みとは、小銭が増え続けるという悩みだ。

以前このエントリーでは「コンビニでレジを早く済ませるお金の出し方
店は小銭を欲しがっている旨の内容を書いた。
それは、銀行へ両替に行く手間が減るという理由からだ。

現在では「もう小銭はいらないです」とレジに貼りたくなるほど、小銭が増える。
どれ位増えるかというと、主に1円、10円、100円玉が毎日1本(50枚)から2本増えるのだ。

そのまま、銀行に持って行って機械で数えてもらいたいが、それは駄目らしい。
コチラが予め数えて「いくらいくらです」と預け、確認のため数えるのは問題ないのだが、小銭をどっさり持って行って「いくらになる?」ということはやってくれないようだ。
理由は察しがつく。数えた金額が預金者の想像と違うなどといったトラブルを回避するためだろう。銀行「いくらいくらでした」預金者「いやいやそんなはずはない。もっとあったはずだ」そんな光景が目に浮かぶ。

よって、自分たちで小銭を数えるという作業時間がスゴく増えたのである。
空き時間を使ってこまめに束ねているのだが、それでも、気が付くとレジスターが小銭で溢れかえる。

この機械でも買おうかと考えている。

秋口から人手不足におちいり、小銭など数えている暇もないというのに・・・
「こんなことならさっさと消費税10%にして、1円5円のない世界にならないだろうか。」と、ワケのワカラナイ増税賛同者になりかねないほどだ。

そんな筆者の今年の一文字は
「忙」
昨年の終わりからBusinessMedia誠本誌で「ご一緒に"おでん"いかがですか」の連載がスタート。

コンビニ業の合間をぬって、ネタを考え文章にしていく過程は、忙しくなったとは言え、楽しい一時であり、嬉しい悲鳴と言うべきものであった。
しかし、現在の忙しさは単に忙しいというだけだ。心を亡(うしなう)とはよく出来た漢字だ。24時間を超えてレジに立っていると、まさに心を亡なう。

師走の忙しい中かと思いますが、皆さんは心を亡なわず楽しい年末をお過ごしください。
間違ってもコンビニオーナーに「あれ、いつも居るね。いつ帰ってるの?」などと聞かないように!
帰ってませんから!!!!!!!!!!

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