"ピー"ヤングソース焼きそばが消えた売り場
※店とメーカーとはある種の共同体であり、充分責めを受けたメーカーに対し多少の情けをかけたいが為、固有名詞の一部を伏せて書かせていただきます。読みづらい点もありましょうが、ご了承ください。
"ピー"ヤングソース焼きそばの異物混入事件が発生して1ヶ月が過ぎた。Pヤングのない売り場にも少し慣れた気がする。
さて、気になるのが、Pヤングの消えた焼きそばカテゴリーの売上だ。
お客さんは、他のカップ焼きそばで満足してくれるだろうか。どうなのだろう。
衝撃的なニュースが流れたのが12月の初旬。当初は、クレームの入った一部商品だけの撤去という対応だったが、数日後にはPヤングシリーズ全品撤去の案内が入った。
それまでのカップ焼きそば全体の売上は1日あたり5、6個といったところだったが、Pヤング撤去後の売上は1日あたり1個ないし0個まで落ち込んだ。
季節的に焼きそばカテゴリーの動きが鈍い時期(焼きそばは夏に売れる)なので、なんとも言えないが、この1ヶ月の流れを見ると、1/4、1/5に減ったというのが当方のデータである。
関東圏ではPヤング勢力が強かったため、焼きそばカテゴリーの落ち込みも厳しいものとなった。
では、今までPヤングを買っていたお客さんは何を買っているのだろう。
弁当なのか、パスタなのか。
答えは、単純だ。ラーメン系のカップ麺に移っただけのようだ。カップ焼きそばカテゴリーの売上こそ激減したが、カップ麺全体の売上に変化ない。
カップ麺業界は喜ばなければならないだろう。
あれだけ衝撃的な異物混入にもかかわらず、お客さん達はカップ麺を見捨ててはいないのだ。
Pヤングソース焼きそばも近々リニューアル発売するようだ。パッケージも変えるらしいが、見た目だけのリニューアルではなく、真にリニューアルして再発売に挑んで欲しい。
Pヤングが大好きなコンビニオーナーからのお願いである。