オルタナティブ・ブログ > 教育ICT研究室 >

グローバル化する中で日本人はどのようにサバイバルすればよいのか。子ども×ICT教育×発達心理をキーワードに考えます。

『振り返れば星座が見えた 十七人の物語集』に寄稿しました

»

このたび、共著で『振り返れば星座が見えた 十七人の物語集』 という本を出版しました。17人それぞれが、自分の人生の一場面を「星」として掬い取り、言葉にしています。

どの作品も長い物語ではありません。けれども、その一つひとつが、小さな光を放っています。ふと振り返ったとき、人生は一本の線ではなく、点の集まりのように見えることがあります。

あのときの出来事。
忘れられない言葉。
なぜか心に残っている風景。

それらはバラバラに存在しているようでいて、ある瞬間、ふいにつながり、意味を持ちはじめます。まるで夜空に散らばる星が、星座として結ばれるように。

参考:『振り返れば星座が見えた 十七人の物語集
※上記書籍のリンクURLはAmazonアソシエイトのリンクを使用しています。

cover_3027.JPG

【目次】

  • 星空のはじめに
  • 第一話 『星の死と、夜明けの約束』(みやはらつむぎ)
  • 第二話 『受け継がれてきた知恵を次の世界へ』(仲 聖斎)
  • 第三話 無言のまなざし(でんじろう)
  • 第四話 銀河のほとりで、私たちは呼吸を止めた(杉本麗風)
  • 第五話 『探す人にだけ見える星』(かささぎ重喜)
  • 第六話 星を見つける旅の始まり(加藤史子)
  • 第七話 鍵盤の上に振った星(片岡麻実)
  • 第八話 還暦ランウェイへの序曲(樅木英介)
  • 第九話 未来へつなぐ希望の星(樫山久美)
  • 第十話 『青い光の珠』(ジョルジュ百合子)
  • 第十一話 雲がついてきた日(さかいくるみ)
  • 第十二話 顕微鏡の向こうに未来が!(ラクシュミ)
  • 第十三話 それでも天の川は輝いていた(三日月コアラ)
  • 第十四話 雨上がりの夜空に、『永遠の一瞬』(「地球探検隊」中村隊長)
  • 第十五話 人生の節目に立ち会うということ(野口貴矢)
  • 第十六話 赤いワンピースで星に会いに行く夜(いとうあずさ)
  • 第十七話 『星を繋ぐ糸』(かんばやし久美子)
  • 星空の向こうに


私はこの本の中で、ある1つの記憶を書きました。それは、当時はただただ試行錯誤し、意味のわからなかった出来事です。

しかし、時間が経ち、振り返ったとき、その出来事は孤立した「点」ではなくなっていました。別の経験とつながり、今の自分へと続く線の一部になっていたのです。

書きながら、あらためて思いました。人生は、その最中にいるときには見えないけれども、振り返ることで初めて「かたち」になるのだと。

この本の面白さは、17人の「星」が、それぞれまったく違う場所にあることです。けれども、読み進めるうちに、不思議とどこかで響き合う。他の誰かの物語が、ふと自分の記憶を呼び起こすことがあります。

もしよろしければ、どのページからでも構いません。気になるところをひとつだけ、読んでみてください。そして、少しだけ立ち止まって考えてみてください。皆様の人生には、どのような「星」があったでしょうか。それらは、どのような星座を描いているでしょうか。

人生は、前を向いているときには見えないものがあります。しかし、振り返ったとき、そこには確かに、ひとつの夜空が広がっているのも事実です。そのようなことを、この本は静かに教えてくれる気がしています。

ぜひご一読いただけましたらうれしいです。

●今回紹介した本

振り返れば星座が見えた 十七人の物語集
※上記書籍のリンクURLはAmazonアソシエイトのリンクを使用しています。

cover_3027.JPG

Comment(0)