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Sony Ericsson mini(S51SE)タッチ&トライ参加レポート:本日10月28日発売の、国内最小・最軽量99gのXperia

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昨日(2011年10月27日)に、AMN(アジャイルメディアネットワーク)主催の『Sony Ericsson mini(S51SE・グローバル商品名 Xperia mini)タッチ&トライ』イベントが開催されました。

このSony Ericsson miniについては、以前に新商品発表会の様子を当ブログにてお伝えしているので、合わせてご参照下さい。

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さて、今回は、商品発表会では得られなかった点などについてお伝えします。

Sony Ericsson miniは、イー・モバイル型番S51SE、グローバル商品名は『Xperia mini』です。ソニー・エリクソンのXperiaシリーズ最小スマートフォンが、本日(2011年10月28日)からやっと国内に初投入されるというということで、前日のイベント開催となりました。

Sonyericsson_mini_touch_tryPOBox Touchなどを手掛けるUX Creative Center・Design Producerの津田氏が、このSony Ericsson mini(グローバルにはXperia mini)が国内で発売される喜びを語っていました。 担当していた小型端末が、なかなか国内で発売されずにいましたが、やっとイー・モバイルからリリースされることになりました。

この小型端末の開発において、miniならではの4コーナーに配された4個までのショートカットを配置可能なUI、POBox Touchで快適な入力を可能するためにキーボードのサイズをピクセル単位で調整するなど、他社では少ない独自のソフトウェアキーボードをチューニングし、miniが世に出る喜びは、現地のCreative Centerに唯一の 日本人として頑張ってきたことと、偶然に津田氏の誕生日に発売開始という話をされた瞬間、会場内はオーーーッという声と拍手とで沸きました。

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4-coner UIが誕生するまでに、小型のXperia X10mini・mini proなどもあり、その進化系として、最小タッチ面積を9mmx9mmと定義し、より効率的に片手で使いやすいUIをと開発されたということです。

確かに、限られた480x320・3インチ液晶サイズの中に、16個ものショートカットを使いやすく配置することなどは、かなりの試行錯誤があったのであろうことが予想されます。

その変遷を会場にあつまった知人と自分のXperiaシリーズと並べてチェック。

Sonyericsson_mini_event07

Sony Ericsson mini(Xperia mini)・Xperia ray・Xperia acro・Xperia・Xperia play

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発売順に並べなおし、さらにarcも追加して、左から
Sony Ericsson mini(Xperia mini)・Xperia play・Xperia ray・Xperia acro・Xperia arc・Xperia

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Sony Ericsson mini(Xperia mini)とXperia rayの表示比較。
rayが高精細過ぎて文字が読みにくいと思っており、感覚的にはminiのほうが見やすいかと思ったのですが、あまり違いはないようです。 (情報量の多いページで比較したほうがよかったかもしれません。)

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Sonyericsson_mini_event04また、Android系ブログメディアとして有名なコムギドットネット のなかの人「くろぺん(@96pen)さんより、1週間の試用結果についてのプレゼンがありました。
Twitterでも みかんねこ アイコン
Mikanneko_2

で知られている96penさんですが、miniの使い勝手として、

  • ネックストラップで下げてもOK、ミュージックプレイヤーとしてもイヤホン端子とストラップホールが近接しているので、ヘッドホンを繋ぐケーブルとストラップを同日使いやすい。
  • 日頃、デジタル一眼のカメラを携行しているけれども、食事とか街中のチョイ撮りにはかなり便利に使えている。(いくつかの撮影した写真なども交えて)
  • やはりイー・モバイルといえばテザリングのPocketWiFiで、ホーム画面の1ボタンで起動できるのは便利
  • 4コーナーのランチャーアプリは、画面の左上まで親指が届くminiならではの使い勝手


という、経験談は多くのブロガーが共感したお話だったかと思います。

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さてさて、私はというと、いくつも気になる点があったので、1つ1つチェックをしてみましたが、ソニエリの方から、『3Dカメラっていうのがひっそり入っているんですよ』と、ノーチェックだった情報に注目しました。

3Dといっても、二眼カメラによる飛び出るような3D撮影ではなく、モルフォなどがケータイに実装していたようなパノラマ撮影機能の延長のような感じで、かつニンテンドー3DSに搭載されている3D写真と同様なMPOファイル形式です。

カメラを水平に右方向へ移動させながらの撮影を行いました。これ以上右にパーンすると来場者が写ってしまうので、右端はグレーになっていますが、ファイル拡張子を「.MPO」から「.jpg」に変更してみると、

Dsc_0002

このようなファイルとして見れますが、MPO形式に対応したビューアがあれば、よりパノラマ的な動画としての見え方も可能かと思います。(パノラマを動画再生するところを撮影し忘れてしまいました・・・)

ということで、取り急ぎバージョンのレポートとなりますが、続編、書くと思います。

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