オルタナティブ・ブログ > 開米のリアリスト思考室 >

「誰かが教えてくれることを信じるのではなく、自分で考えて行動する」ためには、矛盾だらけの「現実」をありのままに把握することから始めるリアリスト思考が欠かせません。「考える・書く力」の研修を手がける開米瑞浩が、現実の社会問題を相手にリアリスト思考を実践してゆくブログです。

長い長い技術文書に素人向けの要約をつけるお仕事です

»
こんにちは。文書作成能力向上研修を手がける開米瑞浩です。

いやあ、誠ブログを書くのも2週間ぶりですね。
しばらくご無沙汰してしまったのはなぜかというと、大仕事を2件抱えていたためです。

そのうちの1件は「長い文書に要約をつけてまとめる」仕事。

数人の担当者がバラバラに書いた、総計400ページを超えるICT関係の技術文書を読んで、非技術者向けの要約をつけて全体をまとめる、という仕事をしておりました。

 2013-1025-01.PNG

これがなかなか大変だったのでしばらく誠ブログを書いている余裕がありませんでしたが、今週で無事終わりました。

私ももともとIT技術者ではありますが、現役ではないのでもう技術的細部はわかりませんし、通信関係は聞きかじりです。でも逆にそれだからこそ素人が読んで分かる要約が書ける、という面はありそうです。
ネットワークのプロでもないのにスタック構成とかLinkAggregationとかOpenFlowとかいきなり聞いてもわかるわけがないのですが、一応通信技術の基礎知識はあるので少し勉強すればだいたいどういう意味合いの技術なのかはイメージをつかむことができ、それを非・技術者である一般の人に通じるようにするにはどう書けば良いかというアイデアを出せる、ということで・・・・素人とプロの中間的な立場を活かしてこの種の仕事を時々やらせていただいています。

それにしても、自分がよく知らない話題を読んでその意味合いを考え、素人にわかるような表現に(もちろん図解を駆使して)まとめるというのは面白い仕事です。
この種の仕事は今年2件目でしたが、お声がかかる限りぜひまたやりたいものです。
大量の技術文書を素人向けにわかるように書き直したい、というニーズのある企業様はぜひご相談ください。

以上、大仕事を終えてほっと一息の開米でした。


そして大仕事を終えて身軽になった私は、26/27日と女川に行って来ます。

"女川原子力の設計思想、史跡訪ね知る-旅企画、まもなく5回目- 電気新聞"
http://www.shimbun.denki.or.jp/news/local/20131024_01.html

この話は、またいずれ。

Comment(0)