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Black Fridayとオンラインショップ

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11月第4木曜日のThanksgiving Day後の金曜日は"Black Friday"と呼ばれ、この日から始まるクリスマス商戦目当てに多くの人たちがデパートやモールなどに押し寄せ、1年でも1番売上が多い日と言われている。

が、最近は、実店舗での購入からオンラインショップでの購入へと形態が移行しつつあるように見受けられる。


IBMグループのCoremetricsの調査によると、今年のBlack Fridayのオンラインショップにおける売上は前年比15.9%増、1件あたりの注文平均額は12.1%増の$190.80、1件あたりの注文商品数は37.78%増の7.44件となっている。

実店舗を含む当日の売上全体では対前年比0.3%増ということなので、購入形態がオンラインショップに移行しているのが顕著である。


また、セッションあたりページビューは昨年から7.39%減の8.14、セッションあたり商品ビューは17.97%減の1.78となっており、購入者はあらかじめ欲しい商品を決め、少ないページ検索および少ない商品検索で決めている傾向が見れる。

デバイスとしては、スマートフォンなど携帯電話からのアクセスが前年比26.7%増となっており、購入ツールとしての携帯電話利用が伸びている。


ところで、毎日のようにメールマガジンを配信していたAmazon.comは、Black Fridayの1日だけでユニークビジター数25%増という驚異的な数字となっていた。


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